プロポーズの要となる婚約指輪は、どんなものを選べばいいのか悩んでしまうポイントでもありますよね。そんな婚約指輪で不動の地位にあるプラチナのリングについて、その人気の理由をご紹介します。

永遠に変質・変色しない、希少な素材

プラチナはゴールドやシルバーと比べて、劣化しにくい非常に安定した素材です。その分メンテナンスも楽で、とても実用的な素材となっています。近年では婚約指輪を結婚指輪と重ね付して普段使いする人も多く、様々なシーンで着用することがあります。プラチナはプールや温泉など、金属の変色が気になるような場面でもつけていられるのが女性にとって嬉しいポイントです。また、その性質からプラチナは「永遠の愛の象徴」とも言われています。永遠に変質・変色しない指輪は、まさに二人の愛の証としてぴったりの素材なのです。またプラチナは非常に希少価値の高い素材でもあります。生産国が少なく、一本の指輪を作るのに必要なプラチナを得るには1tもの鉱山を掘らなければいけないとされています。この希少性の高さも婚約指輪として好まれる理由かもしれません。

デザインする上で加工しやすい

プラチナは丈夫なだけでなく、とても加工しやすいという特徴があります。やわらかさとしなやかさがあり、繊細な加工や柔らかな曲線にも柔軟に対応できるため、様々なデザインのリングにできるのです。人とは違ったデザインをオーダーして作りたいという場合にもプラチナなら実現可能なデザインの幅が広がります。 また、一生ものである婚約指輪は、歳を重ねるうちにサイズを修正しなければならない場合があります。その際にもサイズ変更がしやすく、場合によっては簡単なデザイン変更も可能です。

純度の高い白い光は日本人の肌に合う

プラチナの特徴的な白い輝きは日本人の肌の色とも馴染みやすく、無色でありながら存在感のある重厚さが愛されています。その何色にも染まらない白い光というのは清楚さを感じさせるだけでなく、新しい生活を始める二人にはぴったりの輝きともいえるのではないでしょうか。また、プラチナの色は婚約指輪の定番であるダイヤモンドとの相性が非常に良いとされています。ゴールドやピンクゴールドでは、その金属の色がダイヤの中に写りこんでしまいます。その点、白金色のプラチナはダイヤの透明感のある輝きを邪魔することなく引き立ててくれるのです。
純度の高いプラチナのリングは価格もそれなりにはなってしまいますが、それでもプラチナが選ばれるのにはこのような理由があるからなのです。