結婚指輪はダイヤモンドあり?なし?それぞれのメリットと選ぶ際のポイントを解説
普段使いする結婚指輪だからこそ、ダイヤモンドはなしにしたほうが良いのか悩んでしまうもの。そこでこの記事では、先輩カップルの結婚指輪におけるダイヤモンド事情をはじめ、ダイヤモンドの有無を決める際のポイントなどについてご紹介します。ぜひご参考にしてください。
婚約指輪にはやはりダイヤモンドをプレゼントしたい、プレゼントするなら一味違うカットのダイヤモンドを選びたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
太古から人々を魅了し続けてきたダイヤモンド。そのカット方法は昔から研究され続けており、今日では数えられない程のカット方法が生まれています。
今回は、カットの評価方法と主流なダイヤモンドのカットの種類、おすすめのカットについてご紹介します。お気に入りのカットを見つけて、指輪選びに活かしてもらえると幸いです。
■ カットの評価について
ダイヤモンドのカットは、機械ではなく職人の手によってひとつひとつ行われています。そのため、肉眼で確認できないレベルではありますが、それぞれのダイヤにカットの技量差が現れます。カットの完成度はグレード分けに大きく影響し、グレードの高いものほど価格も高くなります。
カットの評価項目は、主に3点です。具体的には、カットの正確さを評価する「プロポーション」、表面の磨き具合を評価する「ポリッシュ」、カットの対称性を評価する「シンメトリー」です。
各項目は「Excellent」、「Very Good」、「Good」、「Fair」、「Poor」の5段階で評価されます。その中でも、プロポーション、ポリッシュ、シンメトリーの全てでExcellentの評価を得たダイヤモンドは「3EX(トリプルエクセレント)カットダイヤモンド」と呼ばれ、カットにおいて最高級の価値があることを意味します。
ダイヤモンドの輝きには3種類あるとされています。上部から差し込んだ光を反射して生まれる白く明るい輝き「ブリリアンシー」、ダイヤモンド内部でプリズム効果が生まれ、虹色の輝きとなって現れる「ファイア」、ダイヤモンドを動かした際に現れる動きのある輝き「シンチレーション」の3つです。高評価のダイヤモンドは、これらの輝きをバランスよく放ちます。
■ 主なダイヤモンドカットの種類
ダイヤモンドは、婚約指輪で中心的な飾りになることが多い宝石です。カットの方法で輝き方は大きく変わりますので、自分好みのカットはどのようなものかを探してみましょう。以下で代表的なカット方法をご紹介します。
. ラウンドブリリアントカット
丸型に仕上げられるカットの種類です。100年以上前から確立された伝統的なカット法で、数学的に計算されたバランスの良い輝き具合が特徴です。
4Cのバランスを柔軟に選択することができるカットの方法ですので、指輪のデザイン性や値段に応じて柔軟に決めたい方におすすめします。
. エメラルドカット
長方形にカットするカットの種類で、独特な輝きを放つのが魅力です。ダイヤモンドのテーブルが開放的であるため、透明感を楽しむことができます。
透明度が強調されることから、透明度が高いダイヤモンドを求められることが特徴です。アンティークデザインのリングにも良く使用されます。
. アッシャーカット
正方形にカットする方法で、エメラルドカットに似た雰囲気が特徴です。エメラルドカット同様に、ダイヤモンドの透明感を楽しむことができます。
. ブレリアダイヤモンド
柔らかな丸みを帯びた角を持つ四角形のダイヤモンドで、長い歴史を持ったカットの方法です。ダイヤモンドを出来るだけ削らずに、美しい輝きを最大限に演出してくれるカットです。
. フラワードリームダイヤモンド
花のように美しく輝くカットです。129面のカットが、万華鏡のような繊細な輝きを実現します。
全ての面において完璧なシンメトリーを持っていないとダイヤモンド本来の輝きが出ないことから、加工が難しいことが特徴です。
■ 美しい輝きを放つラウンドブリリアントカット
先にご紹介したダイヤカットの種類の中でも、特におすすめしたいカットはラウンドブリリアントカットです。以下の項目で、ラウンドブリリアントカットをおすすめする理由について解説します。
. 光が内側で複雑に反射する
ラウンドブリリアントカットは、光の屈折率・反射率が計算されたきめ細かいカットが特徴です。そのため、光が入ると複雑に反射し、綺麗な輝きを放ちます。
特に、正確な技術が施されたカット評価の高いダイヤモンドは、綺麗なカットが施されることでダイヤモンドの輝きを最大限に活かしてくれるので、高級感のある輝きを実現することができます。
. ダイヤモンドを大きく見せることができる
ラウンドブリリアントカットは、円錐状の形をしています。ラウンドブリリアントカットの大きな表面は、外部の光を取り込んでより美しく輝くことに適した作りになっています。
ダイヤモンドをメインにした指輪を作成する場合、主役であるダイヤモンドはなるべく大きく見せたいですよね。主役がより映えるためのカットとして、ラウンドブリリアントカットは最適です。
■ まとめ
ダイヤモンドにはいくつものカットの方法があり、それぞれで雰囲気が全く異なります。せっかくダイヤをメインにした指輪を作るなら、カットにもこだわり、どの指輪よりも美しく輝くものにしたいというのが多くの方の望むところだと思います。そこでおすすめなのがラウンドブリリアントカットです。他のカット方法に比べて、ダイヤモンドがより美しく光り輝きます。
また、他にもお勧めできる理由があります。
どんなデザインの指輪にも対応しやすいことが強みのラウンドブリリアントカットは、多くの店舗で取り扱いがあるため見つからないことがほぼありません。指輪の購入後、万が一ダイヤモンドが取れて紛失してしまった際にも、ラウンドブリリアントカットであれば代わりのダイヤモンドをすぐに用意できます。
職人の手によってカットされるダイヤモンドは、カット方法・カット技術次第で輝きに大きな差があります。そのため、ダイヤモンド自体の大きさや透明度が劣っていてもダイヤモンドをより綺麗に見せることができるのです。予算と品質のバランスを取る意味でも、ぜひ本記事を参考にカットにこだわりを持ってみてはいかがでしょうか。
ダイヤモンドに対するこだわりやダイヤモンドの選び方については以下のページを御覧ください。
ダイヤモンドのクオリティに自信|婚約指輪・結婚指輪のI-PRIMO(アイプリモ)
ダイヤモンド4Cの基準|婚約指輪・結婚指輪のI-PRIMO(アイプリモ)
更新日時:2021.4.15
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