気になる!結婚事情

プロポーズや婚約指輪の意義、結婚指輪の選び方、結婚式までの準備など、結婚にまつわるいろいろについて解説します。

古代ローマから続く「結婚指輪」の歴史と由来

今では当たり前に交換される「結婚指輪」ですが、みなさんはこの文化の由来を知っているでしょうか。このページでは古代ローマからつづく結婚指輪の歴史について紹介しています。

今では当たり前になっている結婚指輪ですが、みなさんは指輪を結婚の誓いに用いるようになった由来を知っていますか?実は結婚指輪の由来には幾つかの説があるのですが、今回はもっともよく言われている説をご紹介します。時代は古代ローマ、現代にまで影響をもたらす世界帝国があった頃にさかのぼります。
古代ローマから続く「結婚指輪」の歴史と由来

【婚指輪が用いられるようになった古代ローマ】
結婚指輪のはじまりとされるのが、古代ローマ時代です。古代ローマは現在のイタリアを中心に栄えた国家で、最盛期には地中海をぐるりと囲むほど大きな国家でした。建国は今から2800年ほど前、日本で最初に歴史書が登場するおよそ1500年も前のことです。古代ローマは西暦395年に東西に分裂したものの、西ローマ帝国は中世が始まるまで、東ローマ帝国は近世が始まる1453年まで存在していました。一括りに古代ローマと言うと、西ローマ帝国が滅亡した西暦476年までを指すそうです。
古代ローマはとても文明が進んだ豊かな国でした。公衆浴場があったことなどはドラマなどでも広く知られることとなりましたが、他にも化粧に数時間使うなどオシャレにも気を使っていたそうです。結婚指輪の由来が古代ローマにあるのも、豊かさのひとつの象徴と言えるかもしれません。
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【結婚指輪の由来、どうして薬指に指輪?】
古代ローマでは最初、鉄の指輪が結婚指輪として用いられていたそうです。これはギリシア神話のプロメテウスと指輪に関することが由来となっています。“プロメテウスは天界の火を盗み、人類に与えた神です。人類は火を得たことで豊かになると同時に、戦争をはじめるようになり、ゼウスはプロメテウスに罰を与えました。罰は岩山にプロメテウスを鎖ではりつけるというものでしたが、後にヘラクレスにより解放されることとなりました。ただ「岩山に鎖ではりつける」という誓いがあったため、岩山の破片と鎖をつかって指輪を作り「ゼウスへの服従の誓い」としました。“古代ローマのころは男性が上の存在だったので、結婚指輪は女性が男性に対して「忠誠を誓うしるし」として用いられていました。薬指にはめるようになったのは、当時「薬指は心臓とつながっている」と考えられていたため、もっとも大切な場所に誓いの指輪をさせていたのです。

【結婚指輪を二人でするようになった由来は?】
結婚指輪を男女で交換するようになったのは9世紀、ローマ教皇であるニコラウス1世の結婚が由来とされています。ニコラウス1世が結婚したとき、花嫁に金の指輪、花婿に鉄の指輪を交換したとされています。この後に少しずつ結婚指輪の交換が広まっていき、13世紀には今と同じように男女間で結婚指輪を交換することが一般的となりました。今ではもっともポピュラーな「ダイヤの結婚指輪」が用いられるようになったのは15世紀で、これ以降ダイヤのカッティング技術向上とともにダイヤの結婚指輪が一般化していきました。
ちなみに日本で結婚指輪の交換が行われるようになったのは戦後のことですが、瞬く間に結婚指輪の文化は広がり、今では97.4%のカップルが結婚指輪交換を行っています。(ゼクシィ結婚トレンド調査2014より)古代ローマからつづく結婚指輪は、歴史の中で少しずつ形を変え、ヨーロッパから遠く離れた日本でも広く受け入れられるようになったのです。
結婚指輪を二人でするようになった由来は?