気になる!結婚事情

プロポーズや婚約指輪の意義、結婚指輪の選び方、結婚式までの準備など、結婚にまつわるいろいろについて解説します。

婚約指輪と結婚指輪の「重ねづけ」はあり? なし?

婚約期間は婚約指輪を着け、結婚を機に結婚指輪に替える、というのが一般的ですが最近は、初めから婚約指輪と結婚指輪を「重ねづけ」する前提で購入するカップルも増えています。重ねづけにはどのようなメリット・デメリットがあるのか。事前に注意したほうがいい点も含めてご紹介します。

2_651561007

■「重ねづけ」のメリットは?
重ねづけを前提にして指輪を選ぶメリットには、以下のような点が挙げられます。

・ぴったり合うデザインの指輪を揃えられる
重ねづけのバリエーションは非常にたくさんあります。ストレートとS字、素材の色違い、宝石の有無などなど、組み合わせ方によって印象も大きく変わります。バラバラに選んだ場合、デザイン的にマッチしない可能性も。その点、重ねづけ前提で選んでおけば、デザインがぴったり合うものを揃えられるメリットがあります。最初からセットでデザインされているものもあるので、自分で組み合わせるのが難しいと思う方はそういった商品もチェックしてみるとよいでしょう。

・単体ではシンプルなデザインを選べる
職場や冠婚葬祭など、キラキラと目立ちすぎる指輪を着けづらい場面もありますよね。とはいえ、シンプルすぎる指輪だとちょっと寂しい、物足りないと感じる女性は少なくありません。その点、重ねづけをすれば十分に華やかさやオシャレ度をアップできるため、結婚指輪単体では迷いなくシンプルなものを選ぶことができます。

・婚約指輪が「タンスの肥やし」にならない
婚約指輪を活用できるのも大きなメリットです。結婚後、婚約指輪をしまいっ放しにしてしまう方は少なくありません。重ねづけで活用できれば、“宝の持ち腐れ”にしなくて済みますよね。最初からその前提で選んでおけば、デザイン的にもバッチリの重ねづけリングを楽しめます。

・同時に買うと、割引を受けられる場合も
婚約指輪と結婚指輪を一緒に買うと、割引やサービスを受けられるお店やブランドも。決して安価なものではない分、少しでもお得に手に入れられるのは嬉しいメリットと言えるでしょう。

■「重ねづけ」のデメリットは?
一方で、重ねづけをする場合には少し注意点もあります。

・指輪が痛みやすくなる場合も
指輪を重ねづけすると、どうしても指輪同士がぶつかり合うため、傷がつきやすいです。デザインの形状や地金の組み合わせにもよりますが、柔らかい素材や硬さの違う素材の組み合わせの場合は特に傷みやすいので注意が必要。気になる方は、ハードプラチナやステンレスなど、傷みにくい素材の指輪を選んでおくのもおすすめです。

・ジャストなサイズ選びが難しいことも
また、「ジャストなサイズ」を選ぶのが難しくなる、というデメリットも。個人差がありますが、2本とも指の付け根サイズで選んでしまうと、重ねづけした場合に上に来る婚約指輪がジャストサイズにならないこともあります。クルクル回ってしまうような状態だと、紛失の危険性も高まります。重ねづけをしたい場合は、サイズ差が出にくい、少し細めの指輪を組み合わせてみるのも一案です。

■「重ねづけ」をする場合の注意点は?
上記のメリット・デメリットを踏まえた上で、実際に購入・着用する場合の注意点をご紹介します。

・痛みにくい素材・バランスのいいデザインや色の組み合わせを選ぶ
地金の色にはイエロー系、シルバー系、ピンク系などバリエーションがあるので、重ねづけしたときの組み合わせも考えて選びましょう。デザイン的なマッチングはもちろん、宝石がある場合には、重ねづけしたときに浮かない程度のサイズにしておくのもポイントです。また前項でも触れましたが、傷つきにくい素材やデザインも意識しておくとよいでしょう。

・1本ずつの場合、重ねづけした場合のフィット感を確かめておく
重ねづけを前提とする場合、サイズ選びは特に慎重に行いましょう。重ねづけした場合だけでなく、1本ずつ着けたときのフィット感もしっかり確かめておくのがベストです。それぞれの指輪が後からサイズ変更できるかどうかも、事前に確認しておきましょう。

・重ねづけの順番に注意!
重ねづけには、「結婚指輪を婚約指輪でロックすることで、“永遠の愛の証”となる」といった由来があります。そのため、「まず結婚指輪をはめてから、婚約指輪を重ねる」のが通例。最初からセットで買う場合は心配ないと思いますが、別々に購入する場合、逆の順番とならないよう注意しましょう。

・結婚式の指輪交換はどうするべき?
結婚式の指輪交換の際には、婚約指輪を右手の薬指に着けておき、左手の薬指は指輪交換のために空けておくのが通例です。儀式で結婚指輪を左手にはめてもらった後、婚約指輪を右手から左手に移し、上述したように婚約指輪で上から“ロック”することで、正式な重ねづけとなります。

いくつか注意点はありますが、アクセサリーとしても幅広い楽しみ方ができますし、様々なライフシーンで柔軟に活用できることを考えると、「重ねづけ」はメリットの大きい活用法と言えるのではないでしょうか。お気に入りの組み合わせを見つけて、結婚後も2つの指輪を大いに楽しんでくださいね。