気になる!結婚事情

プロポーズや婚約指輪の意義、結婚指輪の選び方、結婚式までの準備など、結婚にまつわるいろいろについて解説します。

20代が選ぶ婚約指輪の相場は?20~30万円が多い傾向

収入や貯蓄の面で、20代には「これから稼いでいく(貯めていく)」という方が少なくありません。婚約指輪の購入値段に関しても、このあたりの影響はあるのでしょうか。また、20代の方にはどのような婚約指輪(エンゲージリング)のデザインが人気なのでしょうか。20代の婚約指輪の相場やデザイン傾向についてご紹介します。

■20代の「婚約指輪」。平均相場は?
最新の「ゼクシィ結婚トレンド調査2018首都圏」調べによると、妻の年齢が24歳以下の場合の婚約指輪の平均価格は約26万円でした。25~29歳の平均は約42万円で、同じ20代でも前半か後半かで大きな開きがあるのがわかります。

30~34歳は約43万円、35歳以上は約46万円が平均となっており、どちらも20代の平均を上回りました。とはいえ、24歳以下と25~29歳との差額から考えると、25~29歳とそれ以上の世代との差はそれほど大きくないといえるでしょう。
価格帯で見ていくと、24歳以下の世代は「10~20万円未満」「30~40万円未満」「40~50万円未満」が同率でトップという結果になりました。対して、25~29歳・30~34歳・35歳以上の世代では「30~40万円未満」がトップとなっています。

24歳以下の世代は「10万円未満」の率が全世代で最も高く、ほかの世代では見受けられる70万円以上の高額価格帯購入者がゼロでした。このことが、24歳以下の世代の平均価格を低くした要因といえるでしょう。
とはいえ、世代別の平均価格や25歳以上の世代では「100万円以上」という高額価格購入者がどの世代にも一定数いることから考えても、24歳以下の世代の婚約指輪の購入価格はほかの世代に比べて抑え気味であるといえそうです。

■20代の婚約指輪に対する考えはポジティブ?ネガティブ?
婚約指輪の相場はほかの世代より抑え気味という傾向が見られた妻が24歳以下の世代ですが、20代の婚約指輪に対する捉え方は総じてポジティブです。

同調査の「結婚を決めた当時の婚約指輪に関する考え」という項目を見てみましょう。全世代ともに「昔から憧れていた」が最も高くなっており、依然として女性には婚約指輪に対する憧れが強くあることがわかります。特に20代は、全世代平均の約50%に対して24歳以下が約59%、25~29歳が約52%と、ほかの世代よりも高い数値となりました。ほかにも「婚約の証として着けていたい」「二人のつながりを感じるために着けたい」など、婚約指輪に肯定的な回答が多く見られます。

一方で、婚約指輪についてネガティブな意見もありました。特に、「婚約指輪にお金をかけるのはもったいない」と回答した率は、全世代平均の約29%に対して24歳以下は約35%、25~29歳は約29%となっており、24歳以下世代のシビアな金銭感覚が垣間見られます。ネガティブ派の中には「高額なものをもらうのは申し訳ない」26.0%(24歳以下は25.0%、25~29歳は約28%)など相手への気遣いでネガティブになっている女性も多いようです。

■20代では「ソリティア」のデザインが一番人気!
■20代では「ソリティア」のデザインが一番人気!
婚約指輪のデザインにも世代の特徴が出ています。妻が20代のカップルでは「ソリティア」が一番人気で、24歳以下・25~29歳ともに全体の半数以上がこのデザインを選んでいます。次点の「メレ」も高い支持を集め、「ソリティア」と「メレ」で24歳以下の世代では9割、25~29歳の世代でも8割5分以上を占めるという結果になっています。

30~34歳になると1位と2位が逆転し、「メレ」が4割超で1位、「ソリティア」が3割超で2位となります。35歳以上の世代では「メレ」と「ソリティア」が4割超の同率で1位でした。また、この世代では「パヴェ」「エタニティ/ハーフエタニティ」を選ぶ人も増え占めています。

全世代を通じて「ソリティア」と「メレ」が高い人気を誇っていますが、女性の年齢が上になるほどそのほかのデザインを選ぶ人が増える……という傾向が見て取れました。特に「パヴェ」は30代以上の世代に人気が高いデザインです。

■やっぱりダイヤモンドが人気? カラット数は?

続いて、宝石の種類について見ていきましょう。どの世代でも「ダイヤモンド」が圧倒的人気を誇っています。ただし、妻の年代が24歳以下・25~29歳・30~34歳まではどの世代でも9割以上の人がダイヤモンドを選んでいるのに対して、35歳以上では約8割にとどまりました。これは無回答の人が多かったことが要因でしょう。

では、カラット数には世代差が表れるのでしょうか。24歳以下では「0.2ct~0.3ct未満」を選んだ人がトップで2割5分、次いで「0.3ct~0.4ct未満」が2割でした。25~29歳になると、「0.3ct~0.4ct未満」がトップで3割超、次いで「0.2ct~0.3ct未満」が3割弱となります。24歳以下の世代は「1ct以上」を選んだ割合が5分と全世代でトップですが、「0.2ct未満」を選んだ人も2割弱とほかの世代に比べて飛びぬけて高い数値になりました。全体的な割合から見ても、24歳以下の世代は小ぶりのダイヤモンドを選ぶことが多いといえるでしょう。

30~34歳では「0.2ct~0.3ct未満」が3割5分超で再びトップとなり、「0.3ct~0.4ct未満」も2割5分超となっています。35歳以上では「0.3ct~0.4ct未満」が2割5分超で最も多く、「0.2ct~0.3ct未満」「0.4ct~0.5ct未満」がそれぞれ2割超で同率でした。

全体を通してみると、「0.2ct未満」を選ぶ割合は24歳以下の世代に多かったものの、必ずしも年齢が上がるにつれてカラット数が上がるわけではないという結果となりました。 カラット数は価格への直接的な影響が大きいため、カラットにこだわらずにデザインで婚約指輪を選ぶ人が増えてきているのかもしれません。0.2〜0.3ct台でも素敵なデザインの指輪はたくさんあるので、ぜひ予算内で探してみてくださいね。

■20代では、「既製品」と「セミオーダー」を選ぶ人が拮抗
■20代では、「既製品」と「セミオーダー」を選ぶ人が拮抗
婚約指輪を購入する場合には、「既製品」のほかに「セミオーダー」「フルオーダー」「手作り」といった選択肢があります。どの年代でも、プロのデザインにアレンジを加えない「既製品」と、素材や加工などを一部アレンジしてもらう「セミオーダー」の人気が高く、この2つで全世代ともに8割以上を占める結果となりました。妻の年齢が24歳以下のカップルでは、「既製品」を選ぶ割合が4割超ながら全世代で最も低く、「フルオーダー」を選ぶ割合は1割超で全世代で最も高くなっています。

そのほか、妻の年齢が24歳以下のカップルでは、婚約指輪を選ぶ際の検討開始時期がほかの世代より早いにも関わらず、検討した店舗の数はほかの世代よりも少ないという特徴が見られました。また、検討する際の情報源について「特に利用していない」と回答した率と、指輪を決める際に重視した点について「わからない」と回答した率がほかの世代より高いなど、婚約指輪選びに期待とこだわりがある一方で検討の仕方に戸惑っているような傾向にあります。

■婚約指輪に対する夫と親の関心は高い?低い?
婚約指輪を選ぶ際の夫や夫の関心度・関与状況にも世代差は出ています。夫の関心度について、「(夫の)高い興味・関心があった」と最も多く回答したのは妻の年齢が24歳以下の世代です。ただし、この世代は「(夫の)興味・関心はあまりなかった/なかった)」も3割超で、関心があったという回答と同率でした。若いほど指輪をともなったサプライズプロポーズが多いのか、「(夫が)ほとんど決めた/決めてきた」という率は24歳以下の2割5分超をピークに、妻の年齢が高くなるごとに低くなっていきます。また、「(夫から)たくさんのアドバイス・要望があった」と回答した人はどの世代でも1割に届いていません。

妻自身の関心や関与について「高い興味・関心があった」と答えた割合は、24歳以下で5割超、25~29歳で4割超でした。30~34歳が4割弱、35歳以上が4割超ですので、20代の女性の方が婚約指輪に高い興味・関心を持っていることがうかがえます。

しかし、同時に20代は「興味・関心はあまりなかった/なかった」割合も他の世代より高く、特に24歳以下では「積極的に情報収集をした」と答えた女性がほかの世代に比べてほぼ半分または半分以下でした。
親の関心度については、「(親の)興味・関心はあまりなかった/なかった」が全世代とも8割を超えており、親による婚約指輪への関与はどの世代でもあまりないことがうかがえます。とはいえ、妻の年齢が20代よりも30代であるほうが、親の関心は高い傾向にありました。

■20代の婚約指輪選びの傾向・まとめ
以上をまとめると、20代の婚約指輪選びには、以下のような傾向があることがわかります。

・相場平均は24歳以下は約26万円、25~29歳は約42万円
・婚約指輪に「昔から憧れていた」割合がほかの世代より高い
・デザインでは「ソリティア」が一番人気
・ダイヤモンドのカラット数は「0.2ct~0.3ct未満」「0.3ct~0.4ct未満」が最多
・「既製品」と「セミオーダー」を選ぶ人が拮抗
・夫と妻の婚約指輪に対する関心度の高さは両極端、親からの関心は低め

愛情の表現のしかたは人それぞれです。上記はあくまで目安となりますが、大好きな彼女が気に入ってくれそうな婚約指輪を探しているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。