気になる!結婚事情

プロポーズや婚約指輪の意義、結婚指輪の選び方、結婚式までの準備など、結婚にまつわるいろいろについて解説します。

二人の幸せが天まで届くバルーンリリース

結婚式でどんな「演出」を行うかは一番の悩みどころであり、また一番の楽しみでもありますよね。 中庭のある会場やガーデンウェディングで行える人気の演出のひとつに、参列者で一斉にカラフルな風船を大空に飛ばす「バルーンリリース」があります。その費用や注意点などをご紹介します。


■「バルーンリリース」の魅力・メリットは?
バルーンリリースはその名のとおり、ヘリウムガスを入れた風船を一斉に空へと放ち、カラフルな光景を皆で楽しむ演出です。結婚式では「二人の幸せが天まで届くように」という願いを込め、式の最後に行われるのが一般的。その魅力やメリットは、どんなところにあるのでしょうか。

・華やかで写真やインスタ映えする
バルーンリリースの魅力は、なんといってもその華やかさと見栄えのよさにあります。何十個〜百個単位のカラフルなバルーンが空に上がっていく様子は幸福感がいっぱい。“二人の新しい旅立ち”も感じさせてくれ、これ以上ないシャッターチャンスの瞬間となり、インスタや動画映えもばっちりです。

・参加型でゲスト全員が楽しめる
老若男女が等しく参加できる演出であることも魅力のひとつ。幅広い世代のゲストが集う結婚式では、「全員が楽しめる演出」となるとかなり内容が限られてきます。実際、一部のゲストは盛り上がっていても一部では盛り上がっていない、そんなアンバランスな雰囲気になってしまうことも。その点、バルーンリリースは小さなお子さんからご高齢の方まで、どなたでもたのしく参加できる魅力があります。「参加型」の演出なので、会場に一体感も生まれやすいでしょう。

■バルーンリリースの費用は?
一般的に、風船とヘリウムガスの値段を合わせると、30〜50個で1〜2万円程度。持ち込みOKな会場であれば、自分たちで用意したほうが費用は抑えられます。式場が用意してくれる場合は少々割高になり、50個で3万円、100個で5万円程度が相場となります。特殊なバルーンの種類を選ぶと、価格が上がる点も考慮しておきましょう。

■バルーンリリースを希望する際の注意点
バルーンリリースを行う際にはいくつかの注意点もあります。以下のような点も事前に検討してから決めると良いでしょう。

・天候に左右される可能性
晴天でなければできない演出はいくつかありますが、バルーンリリースは特に、晴れた青空のもとで行なってこそ最高に映える演出。晴天の多い季節の開催におすすめです。雨や雪はもちろん、風が強く風船が真っすぐ飛ばない天候のときも中止となる可能性があります。小雨ならば決行されることもありますが、ブーケトスやライスシャワーのように「雨天の際は室内で行う」といった代替策も難しいことは心得ておきましょう。雨天だった場合は、使う予定だった風船を会場にあちこちに飾りつけてカラフルにしたり、お色直しや別の演出の際に風船を活用したり、といった対応が一般的です。

・環境への影響
環境問題も考慮したいポイント。害はないという説もありますが、ウミガメなどが風船を誤飲している例はしばしば発見されており、欧米ではバルーンリリースの個数を制限したり、バルーンリリース自体を禁止している自治体もあります。

風船は通常、天然ゴムでできており、リリース後は地上や海上に落ちて自然に分解されていきますが、それには半年〜1年程度かかると言われており、その間に動物が誤飲してしまうケースもあるようです。気になる方は「和紙バルーン」などの水に溶ける素材や、太陽光で分解される素材のバルーンを選ぶのも一案。見た目も費用感も通常のバルーンとは多少異なってきますが、環境問題に配慮しつつバルーンリリースできる選択肢もあるのはうれしいですよね。

・演出としての時間は短め
バルーンリリースの演出時間は短めです。風船をゲストに配り、空に放つ瞬間は大きな高揚感を味わうことができますが、スムーズに進行すれば10分程度で終わってしまうことも。短時間で式を終えたいカップルにはメリットとなりますが、お色直しや式進行との兼ね合いで、「演出に時間をかけたい」という場合は考慮すべきポイントです。

・バルーンリリースができない会場もある
また、式場によってはそもそもバルーンリリースが行えないところもあります。特に都心で周囲の建物が迫っていたり、電線や電波塔など引っかかる危険のある建造物があったりする場合には飛ばせない可能性が高いです。バルーンリリースを希望される方は、その式場で実施できるかどうか契約前に必ず確認しておきましょう。

以上、バルーンリリースの魅力や注意点をご紹介しました。視覚的な演出のため、ゲストの記憶にも残りやすく、華やかで写真映えすることで人気のバルーンリリース。天候や環境面なども可能な限り考慮した上で、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。