気になる!結婚事情

プロポーズや婚約指輪の意義、結婚指輪の選び方、結婚式までの準備など、結婚にまつわるいろいろについて解説します。

喜ばれる引き出物の選び方

結婚式の準備のなかでも、比較的早い段階から取り掛かる必要がある「引き出物」。元々は“宴席のお土産”として根付いた文化ですが、結婚式の思い出の品ともなるもので、ゲストにとっても大きな楽しみのひとつ。せっかくなら喜ばれるいいものを選びたいですよね。引き出物を考える際に考えるポイントをご紹介します。

■引き出物(ギフト)の平均額は?
最新の「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によれば、全体の96%が結婚式・披露宴のゲストにギフト(引き出物、引菓子、引菓子以外の食べ物、飲み物を含む)を用意しています。
「引き出物」と「引菓子」をセットにしている人がほとんどで、一人あたりのギフト(引き出物+引菓子)の金額平均は6600円。最多のボリュームゾーンは「5000〜6000円未満」(24%)で、「4000〜5000円未満」(17%)、「6000〜7000円未満」(15%)と続きます。用意数は平均で56.7人分となっています。

ちなみに、「引き出物」単体の金額平均は5600円。最多のボリュームゾーンは「3000〜4000円未満」(43%)、次いで「5000〜6000円未満」(21%)、「4000〜5000円未満」(13%)となっており、このあたりの価格帯で考えると間違いがなさそうです。

■引き出物の「内容」はどんなものが人気?
また、同調査によれば、引き出物の一番人気(複数回答)は、「カタログ式ギフト」(74%)。7割以上のカップルが選んでおり、2位以下の「食器類」(35%)、「タオル・傘などの生活用品」(23%)を大きく引き離しています。カタログ式ギフト+食器類、などセットで組み合わせるのも人気です。

選ぶ際に重要視するポイントとしては、「実用的であること」(70%)を重視する人が最多。次いで、「好き嫌いが分かれない無難な品であること」(64%)、「費用が手軽であること」(29%)、「持ち運びが便利であること」(26%)と続きます。カタログ式ギフトは実用的な商品も多く含まれていますし、好き嫌いに対する配慮が不要で、持ち運びも便利。多くのカップルに選ばれているのも納得ですね。

ただし、昨今は「カタログ式ギフト」といっても沢山の選択肢があり、どれを選ぶかは悩みどころ。「掲載商品の品数が多いこと」(62%)のほか、「幅広い年齢層に合った商品が掲載されていること」(44%)、「センスの良い商品が掲載されていること」「食品等色々なジャンルの商品が選べること」(41%)などが重視されています。基本的には、幅広い層の人が選べるよう作られているカタログ式ギフトですが、こうした観点も加味して選べると、より喜ばれやすいギフトとなるでしょう。

■ゲストごとの「贈り分け」も主流に!
元々は全員に同じものを贈るのが通例でしたが、近年は人によって内容を変える“贈り分け”も一般的になっています。上記調査でも、ゲストによってギフトの中身を変えた人は83%と多数。どのくらいのパターンを用意したかについては、平均で「3.9パターン」となっており、前年の「2.8パターン」を大きく上回る結果に。「2パターン」の人が減り、「5パターン」の人が増えている傾向を見ても、よりゲストに寄り添った贈り分けをするカップルが増えていると言えそうです。

なお、贈り分けの際の基準は、「親族と友人など、招待客との間柄によって」(71%)が最多で、「招待客の性別によって」(37%)、「招待客の年齢層によって」「ご祝儀額によって」(28%)と続きます。関係性はもちろん、年齢層や性別にも配慮している例も少なからずあるようですね。

趣味嗜好、たとえば「お酒を飲む人・飲まない人」で贈り分けをしたというカップルも。確かに飲めない人がお酒関連のものもらっても、無用の長物になってしまいがち。ゲストがその引き出物を有効活用できるような配慮は、とても喜ばれるでしょう。

贈り分けでどのように変えたかという回答では、「贈る品物の価格帯を変えた」(83%)人が最多で、「贈る品物の内容を変えた」(68%)、「贈る品物の品物数を変えた(17%)と続き、一つひとつの品物の価格帯や内容で差をつける人が多いと言えそうです。

■人気の「引菓子」は? 金額の目安は?
ちなみに、「引菓子」での一番人気は、「バームクーヘン」(41%)。リングと同じく切れない縁(円)を表す形状が、結婚式でも人気のようです。昔は「紅白まんじゅう」なども一般的でしたが、2位以下も「ケーキ類」(22%)「その他洋菓子」(20%)と続いており、洋菓子がほぼ独占。「和菓子」を選んだカップルは6.0%と少数でした。

なお、引菓子の平均額は1300円。「1000〜1500円未満」を選んでいるカップルが7割と最多になっていますが、3000円以上の引菓子を選んでいるカップルも1割弱存在します。平均に沿った形で選ぶのもいいのですが、ギフトとしての一人あたりの総額を決め、引き出物の金額とバランスを見ながら選ぶとよさそうです。

以上、結婚式の引き出物についてご紹介しました。検討の際には、ぜひご参考くださいね。