花束はプロポーズに使用されるアイテムの中でも伝統的なものの一つですよね。そもそも「花嫁」というくらいですから、結婚と花は切っても切れない関係にあると言えます。しかし花の美しさは非常に短く儚いもの。その点を克服したアイテムとしてプリザーブドフラワーがあります。そこで今回はプリザーブドフラワーの魅力についてまとめてみました。

プリザードフラワー

普通の花束よりひねり感がある

女性であれば自分への気持ちを表現するアイテムとして、花をプレゼントされて嫌になる人は少ないでしょう。ただし、花束はポピュラーでわかりやすいプレゼントである一方、どこか使い古されたイメージを持たれることもあります。要は「よくあるパターン」として感激や喜びが薄れてしまいがちなのです。そこで少しのサプライズや意外性をもたせる方法として、プリザーブドフラワーが有効になるかもしれません。プリザーブドフラワーは、生花とは一味違った独自の配色とアレンジが可能で、通常の花束とは違った華やかさを演出します。またウェディングブーケとして用いられることも多いので、彼女に結婚を意識してもらいやすいというメリットもありますね。

思い出を半永久的にとっておける

プリザーブドフラワーは、プリザーブ(保存する)という単語からこのように呼ばれています。その名の通り、一旦特殊な薬液につけたあとに表面を着色、コーティングするため保存性に優れ、生花に比べて劣化のスピードが非常に遅いことが特徴です。よく混同されがちなドライフラワーとは違い、単純に水分を抜いているだけではないので、花の質感や色味も損なわれません。「花を貰うのはうれしいけど、枯れたあとの処理を考えると寂しい」という女性には、うってつけのプレゼントと言えそうですね。何よりプロポーズの思い出を、プリザーブドフラワーを見るたびに思い出せるのは非常に喜ばしいことです。

季節に左右されず彼女好みの花をプレゼントできる

生花は植物である以上、その生態にそった季節しか開花しません。技術の発達によってある程度時期をずらして採集することも可能になりましたが、それでもアレンジの自由度は落ちてしまいがちです。その点、プリザーブドフラワーは一旦加工してしまえば、季節を問わずに花の美しさを保つことができます。例えば彼女が好きな花がプロポーズの時期から外れていたとしても、プリザーブドフラワーを使えば簡単に花束に加えることが可能なのです。また、好みの花を覚えてくれていたことで好印象にもなりやすいでしょう。万が一花束としての役割を終えても、コサージュや押し花として保存しておくこともできます。これは彼女にとって大きなメリットですよね。