プロポーズは一世一代の大勝負。成功させるのはもちろんのこと、ずっと彼女の記憶の中に忘れられない思い出として残しておきたいものです。ただ、残念ながら失敗してしまうプロポーズもあります。この記事では、プロポーズを失敗させたくないと考えている男性に向け、プロポーズの失敗談や失敗する要因、成功させる方法について説明します。

失敗しないために!プロポーズの失敗談から学ぶ!

プロポーズの失敗談にはいくつかパターンがあります。まず、言い方を間違えてしまったパターンです。例えば、毎日僕のご飯を作ってほしいなど、あいまいな言葉や軽い言葉でプロポーズしてしまい、彼女を困らせてしまう失敗が挙げられます。最悪の場合、プロポーズされたと認識されていない可能性も。また、派手な演出が苦手な彼女に過激なサプライズをして引かれてしまったというパターンもあります。フラッシュモブやレストラン総出でのお祝いなど周囲の注目を浴びるようなサプライズをして、彼女はただただ恥ずかしかっただけという失敗です。
プロポーズに条件をつけるのも失敗の元です。親の同居を前提にプロポーズしたら失敗した、結婚を機に仕事を辞めるように言ったら機嫌を損ねてしまったなどというケースがあります。「そろそろ結婚する?」など軽い言葉でプロポーズしたら、誠意が感じられないと振られてしまったという失敗談も。プロポーズの言葉だけでなく、服装や場所も誠意が感じられるように気を使わなければいけません。さらに、転勤を理由に結婚しようとプロポーズしたら、自分本位だと言われ失敗したということもあります。プロポーズは結婚という人生の大きな決断につながるからこそ、女性はプロポーズの方法や言い方の細かいところが気になってしまうのです。

【まとめ】失敗するプロポーズの要因

あいまいな言葉や軽い言葉でのプロポーズは、プロポーズの意図が伝わりにくく、プロポーズされたのかどうかと彼女を不安にさせてしまいます。彼女がプロポーズされたと確信できるくらい、しっかりとプロポーズの意思表示をしましょう。「結婚」という言葉をプロポーズの中に入れればプロポーズの意思は伝わります。また、大がかりなサプライズは嬉しい人とそうでない人がいます。サプライズが好きかどうか確信が持てない場合はサプライズ演出は避けたほうが無難です。誕生日などに少しサプライズをしてみて、反応をうかがってからでも良いでしょう。
条件付きのプロポーズは、プロポーズされたよりも選択を迫られているような気分になり、彼女を怒らせてしまう可能性があります。親との同居を前提に結婚を申し込むということは、親との同居か結婚しないかという選択をつきつけられているように感じてしまうかもしれません。どうしても結婚に譲れない条件がある場合は、プロポーズのときに一緒に伝えるのではなく、つき合っている間に明言するようにしましょう。
誠意が感じられないプロポーズは、プロポーズ自体が信じられなくなるので失敗します。真剣な気持ちを伝えるのはもちろん、単なる思いつきでなくプロポーズしたのだと伝わるようなシチュエーションが大切です。例えば、家でくつろいでいるときにプロポーズする場合でも、テレビを見ながらのプロポーズはやってはいけません。テレビを消して、相手と向き合って気持ちを伝えましょう。
また、男性の都合を押し付けるプロポーズをすると、結婚後の生活でも自分本位の都合で振り回されるのではないかと不安になります。結婚は生活に大きな影響のあることなので、彼女の仕事や生活面での不安を配慮した言葉選びが重要です。転勤を機に結婚したいと思った場合でも、単に転勤になったから結婚したいのではなく、彼女とずっと一緒にいたいからついてきてほしいという気持ちを伝えるように心がけます。

プロポーズを成功させたい!どんな方法がいい?

プロポーズを成功させるには、準備が必要です。まず、彼女に結婚の意思があるかどうか知っておきましょう。プロポーズは相手の気持ちに寄るところが大きいので、どんなに素敵なプロポーズをしても彼女にその気がなければ成功しません。彼女の気持ちと温度差がある場合はそのままプロポーズしても成功しないので、結婚しても良いと思われるように努力しましょう。プロポーズの失敗事例を知っておくことも役に立ちます。プロポーズの方法を考えていると一人で盛り上がってしまい、独りよがりなプロポーズになりがちです。それを防ぐためには、友人や第三者に頼んで自分のプランに意見をもらうと良いでしょう。
次に、プロポーズのタイミングを決め、サプライズするかしないかなどのプランを決めます。サプライズする場合は、彼女がサプライズを喜ぶタイプかどうかをきちんと考慮しましょう。野外の景色や夜景などを計算に入れている場合は、当日の天気も気にしておきます。万が一、雨が降った場合の代替プランも考えておくと安心です。そして、プレゼントを用意し、プロポーズの言葉を考えます。当日は緊張し過ぎて不機嫌だと思われていたという男性も多いです。プロポーズをするのに緊張するのは自然なことですが、後悔しないようなプロポーズにするために予行練習は十分に行いましょう。

プロポーズのタイミングや言葉選びのポイント

プロポーズのタイミングは、彼女の誕生日やクリスマスといったイベント、2人の記念日などにする人が多いようです。記念日などをしっかり覚えていてお祝いするタイプの彼女なら、特に彼女の思い入れの強い記念日を選びます。ただ、彼女に感づかれたくないという理由でなんでもない日を選ぶ男性もいます。プロポーズの言葉は失敗談を反面教師にし、はっきりと誠意が伝わるような言葉を選びましょう。
プロポーズする場所は、彼女のタイプに合わせることが重要です。サプライズ好きなタイプの彼女には、夜景の見えるきれいなレストランやホテルテーマパークなどが適しています。サプライズや改まった空気が苦手なタイプの彼女には、部屋の中などいつもの日常の中でプロポーズするほうが失敗しにくいです。ただ、誠意が伝わるように清潔感のある服装にしたり、プレゼントを用意したりすることで、真剣なことをアピールしましょう。

プロポーズに重要なプレゼントの選び方

まずは、プレゼントに指輪を用意するかしないかを決めます。指輪を用意する場合は、彼女の指のサイズや好みを入念にリサーチしておきましょう。好きなジュエリーのブランドはどこか、いつも身につけているアクセサリーがゴールド系かシルバー系かなどを確認します。迷ったときは女性の友人や女性の店員さんにアドバイスを求めるのも良いです。そのときは彼女の雰囲気(柔らかい印象かキリッとした印象かなど)やファッションの系統(スカート派かパンツ派か、カジュアルかコンサバかなど)を伝えると彼女に合ったものを選ぶ助けになります。好きな色・よく身につけている色なども伝えましょう。
彼女の指輪のサイズがわからない、好きなデザインを選ぶ自信がない場合は、プロポーズの際に指輪を用意しないというのも選択肢の一つです。ただ、指輪を用意しない場合でも、指輪以外のプレゼントを用意しておきます。指輪以外にふさわしいプレゼントは花束です。日常で花束を受け取る機会はあまりないので印象に残りやすいです。バラが定番ですが、彼女が好きな花があればそれでも良いでしょう。他には、時計やケーキなども適しています。指輪の用意をしない場合は、プロポーズ後に一緒に選びに行きたい旨を伝えると彼女の不安を取り除くことができます。

プロポーズへの評価は意外とシビア

失敗してしまうプロポーズには要因があります。その要因を理解した上で、彼女の好みに合わせたプロポーズプランを考えることが大切です。プロポーズの言葉選びやシチュエーション、一緒に渡すプレゼントなどもプロポーズの成功に大きく影響します。抜かりなく準備しましょう。女性のプロポーズへの評価はシビアです。プロポーズに夢を見がちなのは意外と男性のほうかもしれません。プロポーズをしっかりと成功させるためにも、失敗談を反面教師にしたうえで実際のプロポーズに挑みましょう。