プロポーズをする際、一緒に婚約記念品を贈ろうと思っている人も多いでしょう。ですが、そもそも婚約記念品とは具体的にどのようなものなのかご存じでしょうか。

今回は、婚約記念品の解説をはじめ、何を贈るのが良いのか、婚約記念品を貰ったらお返しはしたほうが良いのか、婚約記念品や返礼品を贈るタイミングなど気になるポイントをご紹介していきます。

これからプロポーズを考えている方、婚約記念品へのお返しで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

婚約記念品とは?

婚約記念品は、婚約の証として贈られる品物のことです。婚約記念品は必ず贈らなければいけないものではありませんが、多くの人が婚約の際に婚約記念品を用意しているようです。

「必ず贈らなければならないわけではない」とご紹介しましたが、8割近くの方が婚約記念品を贈っているという結婚情報サイトの調査結果もあります。

婚約記念品の歴史

プロポーズの際に渡す婚約指輪も、婚約記念品のひとつです。

世界で最初の婚約指輪は、15世紀にブルゴーニュ公シャルルの娘とハプスブルグ家の王子の婚約の際に贈られた指輪と言われています。

古くから、婚約指輪には着手金のような意味合いがあり、ダイヤモンドのような高価な宝石の指輪にすることが多かったそうです。

ダイヤモンドは一生輝きが失われないものとして、一生の愛を誓う婚約指輪に好まれます。アイプリモのラウンドブリリアントカットのセンターダイヤモンドは、カットの最高位である「トリプルエクセレント」、且つダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すカットが施されていることの証「ハート&キューピッド」が見える「3Excellent HEART & CUPID」を使用しています。クオリティの高いダイヤモンドを婚約記念品にぜひ選んでみてはいかがでしょうか。

※一部商品対象外です。

費用相場

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」によると、婚約指輪の金額の相場は首都圏で40.4万円です。

内訳を見ていくと、30〜40万円未満の婚約指輪を選んだ方が27.8%、20〜30万円未満の婚約指輪を選んだ方が20.2%、40〜50万円未満の婚約指輪を選んだ方が12.1%という結果になっています。

婚約指輪はパートナーの好みに合うものを選ぶのがベストですが、「どのくらいの価格になるのかわからず予算が立てにくい」という方は、先輩カップルのデータを参考にするのがおすすめです。

婚約記念品に人気のアイテム

ここでは、婚約記念品に人気のアイテムをご紹介します。

婚約指輪

婚約記念品としてもっとも人気を集めているのが、婚約指輪です。婚約指輪を左手の薬指に着けることで、婚約したことを示すことができます。また、指輪は目で見て確認することができ、パートナーの愛を感じやすいため喜ばれやすいアイテムと言えます。

ネックレス

婚約記念品として人気のアイテムにネックレスも挙げられます。ネックレスは「指輪を着けることに慣れていない」「職場だと着けられない」という方にもおすすめのアイテムです。

普段からパートナーがネックレスを身に着けている場合は、どのようなデザインが好みなのかリサーチしておくと良いでしょう。また、好みのブランドのネックレスを選ぶことで、喜んでもらえるはずです。

時計

婚約記念品に人気のアイテムに腕時計も挙げられます。時計には「同じ時を刻む」という意味を込められるため、婚約記念品の贈りものにぴったりです。

パートナーだけでなく、自分の分も購入してお揃いの腕時計を身に着けるのも素敵です。

ピアス・イアリング

婚約記念品として贈ると喜ばれるアイテムにピアス・イヤリングもあります。ピアス・イヤリングなら身に着けやすいため、指輪とネックレスを着け慣れていない方に喜ばれやすいと言えます。くわえて、ピアス・イヤリングならリーズナブルな価格で購入できる品が多いので、費用を抑えたい方にもおすすめです。

婚約記念品のお返しはしたほうが良い?贈る場合は何が良い?

婚約記念品のお返しは必ずしも必要ではありませんが、「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」によると、48.9%の方がお返しをしたと回答しています。お返しをした方とお返しをしなかった方は半々ですが、感謝の気持ちを込めてお返しは準備したほうが良いと言えるでしょう。

とはいえ、婚約記念品のお返しは何を贈ったら良いのか迷うもの。そこで以下では、婚約記念品のお返しに選ばれているアイテムをご紹介します。

なお、婚約記念品のお返しは「半返し」が一般的です。30万円の品を貰った場合は、15万円相当のお返しを準備すると良いでしょう。

腕時計

毎日、そして長く身に着けてもらうものとして、腕時計を選ぶ方は多いようです。パートナーが自分では買えないような、高級ブランドの時計、中でも普段の仕事でも身に着けられるようなシンプルなデザインだと喜ばれやすく、毎日身に着けてもらいやすくなるでしょう。

財布

財布も毎日使ってもらえるので、お返しに選ばれることが多いアイテムです。自分ではこまめに買い替えることも少ないので、婚約を機に新しい財布を使ってもらうのも良いでしょう。

パートナーのお気に入りのブランドや、普段のファッションに合わせて選んであげると喜ばれるはずです。

スーツ

高級なスーツが一着あれば冠婚葬祭のときに重宝しますし、結婚するとなれば結納や両家顔合わせなど、身だしなみを整えるシーンが多くなります。そのため、婚約記念品のお返しとしてスーツを贈ることで喜んでもらうことができます。

スーツを贈る場合、既製品でも良いですが、この機会にオーダーメイドスーツを発注してみるのもおすすめです。プロポーズのあとに、パートナーと一緒にサイズを測りに行ってみてはいかがでしょうか。

バッグ

婚約記念品のお返しにバッグも選ばれています。バッグと言ってもプライベート用と仕事用を分けて使用することもあるため、どちらを贈るかを先に決めておくと良いでしょう。ブランドものであれば、上質で長く愛用できるのでパートナーに喜んでもらいやすいと言えます。

結婚指輪

婚約記念品のお返しとして、結婚指輪を贈るのもおすすめです。結婚指輪の価格が婚約指輪とあまり変わらず、かつパートナーが購入する予定の場合は、パートナーが経済的に苦しくなってしまう可能性があります。しかし、お返しとして贈ることによりパートナーの経済的負担を少しでも減らすことができます。

電化製品

パートナーがパソコンやカメラなどの電化製品を欲しがっている場合は、それをお返しとして贈るのもおすすめです。ただし、電化製品は好みがあるため事前にリサーチをしておくか、一緒に見て購入するようにしましょう。

婚約記念品を贈るタイミングと返礼品を贈るタイミング

婚約記念品はプロポーズの際に贈られることが多く、返礼品は結納の際や両家顔合わせの食事会のタイミングで贈られることが多いようです。両家がそろったタイミングで、改めて婚約記念品を確認し、そのあと返礼品を渡すという流れが一般的です。そのため、婚約記念品や返礼品はいつまでに必要かを確認し、早めに準備しておくようにしましょう。

まとめ

婚約記念品は指輪以外にもアクセサリーや時計などという選択肢もありますが、プロポーズの際に婚約指輪を贈られたいと思う方は少なくありません。そのため、ダイヤモンドがあしらわれた高級な婚約指輪が選ばれる場合が多いようです。

婚約記念品のお返しとしては日常で使ってもらえるようなアイテムを、婚約記念品の半額ぐらいで検討しましょう。

しかし、婚約記念品のお返しは必ずしもしなければいけないわけではありません。地域性や両家の考えの違いにもよるため、お返しについて悩んだらご両親や身近な人に相談してみてはいかがでしょうか。