彼女との結婚を決意した男性が、いざプロポーズ!となった時に悩むのが、「どんな指輪を贈れば喜んでもらえるのか」という事だと思います。もともと宝石やジュエリーのデザインに詳しい男性は、おそらく少数派だと思います。給料3か月分ともいわれる高価な買い物ですから、適当に選んで失敗したなんて事は雪駄に避けたいですよね。 そこで今回は、婚約指輪を選ぶときに知っておきたい基本的なデザインの紹介と、彼女に喜ばれる婚約指輪選びのポイントについてご紹介します。

ダイヤモンドのデザインパターンの特徴

婚約指輪の一番人気は、今も昔もやはりダイヤモンドですよね。一口にダイヤモンドと言っても、実は色々な種類があります。ダイヤモンドのデザインは、「カッティング」と「色」で印象がガラリと変わります。 カッティングの種類で言えば、群を抜いて人気があるのは「ブリリアンカット」です。「世界で一番固い石」といわれるダイヤモンドだからこそ実現できる58面体のカッティングは、取り込んだ光を無数に屈折させる事で美しい虹色を生み出します。定番の「ラウンドブリリアントカット」の他に、楕円形の「オーバル」、ハート型の「ハートシェイプ」などもブリリアントカットの一種です。
その他には、クラシカルな印象の「エメラルドカット」、指をほっそりとみせてくれるラグビーボール形の「マーキスカット」、上品な輝きが人気の「プリンセスカット」などがあります。

婚約指輪のデザインパターンの特徴

婚約指輪の印象を大きく左右するのが「セッティング」です。 代表的なものが、大きな一粒ダイヤを爪で留めた「立て爪」デザインで、「婚約指輪と言えばこれ」というくらい、人気も知名度も高いデザインです。立体的なセッティングが光を多く取り込み、ダイヤの持つ輝きを存分に楽しめるのが特徴です。 同じく高い位置にダイヤを持ち上げるセッティングとして「カテドラル」があり、両側をスロープで固定している為、安定感があります。 より活動的な方や、日常的に身につける場合は、「ベゼルセッティング」のように地金で石をしっかりと覆うデザインや、「テンションセッティング」のように、石の表面がリングとほぼフラットになっているようなものも良いでしょう。 また、一粒ダイヤ以外にも小さなダイヤ(メレダイヤ)を周囲にぐるりと配置した「エタニティ」タイプのリングも人気があります。一粒タイプよりもカジュアルな印象のため、ふだんのお出かけなどで気軽に身につけたい方にもぴったりです。

一番は彼女が気に入ってくれること

その他にもリングの形がV字か直線、あるいは曲線、石の大きさ、サイドストーンなど、婚約指輪を決めるまでにはたくさんの選択が待ち受けています。たくさんのデザインの中から、男性だけで「これ!」というものを見つけるのは相当難しいと思います。一番は、彼女が気に入ってくれること、喜んでくれる事です。ぜひ一緒にお店に出かけたり、カタログを見たりと、彼女にとって本当のお気に入りの婚約指輪をプレゼントしてあげてくださいね。