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花嫁のしあわせのジンクス(第六回)

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花嫁のしあわせのジンクス(第六回)

花嫁の幸せにまつわる、素敵な言い伝えや由来をご紹介します(第六回)。

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ウェディングブーケの伝説
ブーケとは、フランス語で花束という意味。結婚式で花嫁が手に持つ花束であるウェディングブーケは日本でもおなじみですが、その昔、ヨーロッパでは、男性が愛する女性の所へプロポーズをしにいく途中、野に咲いた花を摘み、女性への想いといっしょにプレゼントした花束が「ブーケ」の始まりだと言い伝えられています。 そして、女性がその愛を受け入れた証として、花束の中から一輪を抜き、彼の胸をそっと飾ったものが「ブートニア」の由来として言い伝えられています。

ブーケセレモニー
ブーケセレモニーは、ウェディングブーケの伝説を結婚式の演出として取り入れたものです。ゲストが花を1本ずつ持ち、新郎がそれを集め、ブーケにして新婦に差出します。新婦は、そのブーケの中から花を一本取り、新郎の胸元に挿しブートニアとするセレモニーです。キャンドルサービスなどの代わりに、各テーブルをまわる際の演出として取り入れてみても素敵ですね。

ブーケの種類
ブーケは、そのカタチにより、ラウンドブーケ、キャスケードブーケ、オーバルブーケ、クラッチブーケなどに分けられています。場所やドレスに合わせてコーディネートする参考にしてみてください。

ラウンドブーケは、その名の通り、丸く可愛らしい形で、華やかなお色直しのカラードレスによく合います。

キャスケードブーケは、バラや、カサブランカなどで作ることが多く、流れるようなラインが特徴です。大聖堂などの豪華な挙式の際に持つと、とても美しく気品があり、映えるでしょう。

オーバルブーケは、ティアドロップブーケ(涙のしずく)とも呼ばれ、結婚式で思わずあふれ出る花嫁のきらきらとした涙の形を、ブーケにしたものだと言われている、とてもロマンティックな意味が込められているブーケです。

クラッチブーケは、その名の通り「ぎゅっとつかむ」という意味で、花の自然な美しさを生かして小さく束ねて茎を切りそろえただけのナチュラルなブーケです。スレンダーラインのようなすっきりしたラインのドレスによく合い、とてもバランスが良いでしょう。

これからも、まだまだ日本では知られていない、素敵なジンクスをご紹介してまいります。次回もお楽しみに…。

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