プロポーズというと男性から女性にするものというイメージですが、女性である自分のほうからプロポーズをしたいと考えたことはありますか?彼から「正式にプロポーズしてくれる気配がない」「なかなか結婚に踏み切れない」という状況なら女性からプロポーズをするという方法もあります。そこで逆プロポーズをする場合のチェックポイントや注意点をまとめてみました。

女性から男性へ結婚の意思を伝える逆プロポーズとは

プロポーズとは一般的に男性が婚約指輪を準備して愛する女性に結婚を申し込む行為です。一方、逆プロポーズは女性から男性に結婚を申し込む行為です。プロポーズは男性が女性にするというイメージが強いので、こんなシチュエーションでプロポーズをしてほしいといった夢を抱く女性は少なくありません。なかにはプロポーズは男性がするものだからプロポーズをしてくれるまで待っているという健気な女性もいるでしょう。しかし「プロポーズは男性からしなければいけない」という決まりはありません。男性がなかなかプロポーズをする気配がない場合や自分から結婚を申し込むことにこだわりたい場合などは女性から結婚を申し込むケースがあります。一生に1度の1大イベントを自分から実行するというのもすてきな思い出になるのではないでしょうか。

逆プロポーズ前のチェックポイントは?

逆プロポーズを決意したなら実行する前に男性に結婚の意志があるかどうかを見極めることが必要です。どれほど仲が良かったり自分を愛しているとわかっていたりしても男性が結婚については、まだ考えていなかったというケースがあるからです。男性が結婚を考えていなかった場合、逆プロポーズによって気まずくなってしまう可能性もあります。日々の会話で「結婚を意識しているのか」「結婚に憧れはあるのか」など、さりげなくチェックしましょう。男性が結婚を言い出せない「優柔不断なタイプ」、結婚のプレッシャーがあって「なかなかプロポーズができないタイプ」という場合は逆プロポーズがおすすめです。結婚はしたいけれど言い出せないという男性の場合は何かきっかけがなければ進展しない可能性があります。女性がリードすることで男性の決意が固まりスムーズに話が進むということもあるのです。

男性が喜ぶ言葉は?逆プロポーズ向きのセリフ

逆プロポーズをするなら、どんなセリフが良いのでしょうか?男性が喜ぶセリフをいくつか紹介します。まずは「私もがんばって稼ぐね」です。これは結婚にプレッシャーを感じている男性に有効といえるでしょう。自分の収入だけで家族を養っていかなくてはいけないと考える男性は、それがプレッシャーでプロポーズできない場合があります。そんなときに女性も働いて一緒にがんばるつもりとわかれば結婚を前向きに考えることができるのです。自分からはっきり伝えるのは恥ずかしいという女性には「次の誕生日にはプロポーズして」というセリフがおすすめです。結婚したい意志を相手に伝えることができるだけでなく、男性の方からプロポーズしてもらえる可能性があります。それから日ごろの会話で、お互いに子どもが欲しいことが明確なら「早く子どもが欲しいな」と伝えるのもありです。女性が本気で結婚を意識しているということが伝わりますし男性が結婚を決意するきっかけにもなります。

指輪やプレゼントはあり?サプライズ演出は?

プロポーズといえばダイヤの指輪を思い浮かべる女性が多いのではないでしょうか。確かにダイヤの指輪はプロポーズの定番ともいえるアイテムですが、男性から女性へのプレゼントという印象が強いものです。そこで手料理や彼氏が喜んでくれるものをサプライズプレゼントするのが有効です。逆プロポーズの際、自分が得意な料理や男性の好きな料理をふるまえば結婚生活を連想して彼の気持ちは盛り上がるでしょう。また記念に残るようなちょっと高級なプレゼントもおすすめです。例えば、お酒が好きな男性なら2人が交際し始めた年や男性が生まれた年のワインをプレゼントするというサプライズがあります。おしゃれ意識の高い男性ならブランドものの腕時計やアクセサリーも記念になります。ただし背伸びし過ぎることなく、あくまでもちょっと高級なもの程度にすることがポイントです。あまりにも高価なものだと男性が気持ちよく受け止められなくなる可能性があるからです。

女性からプロポーズする前に注意しなければならないこと

逆プロポーズをする前に注意しなければならないことがあります。まず早く結婚したいからといって「今すぐ結婚して」と急かすのはNGです。一生に1度のことなので男性にもそれなりの決意が必要になります。気持ちを固める前に急かされると逃げ出したくなってしまう可能性があるからです。万が一、男性側が結婚自体を考えていなかった場合は本当にこの男性と結婚するかどうかを判断しなければいけません。女性側は結婚の意思があるのに男性はまったく考えていないということは、その時点で多少なりとも気持ちに温度差があるということです。逆プロポーズをきっかけに結婚を真面目に考え始めてくれれば良いでしょう。しかし、そうでない場合は本当にその男性で良いのか判断することも必要です。また彼のプライドを守るためにも人目に付きやすい場所での逆プロポーズは極力避けてください。なかなか言い出せないシャイなタイプの男性なら女性にプロポーズをさせている場面を周囲に見られてプライドが傷つく可能性があります。さらに女性から結婚を申し込むことで結婚してあげるという気持ちになり男性の方が優位に立ってしまうことがあるので注意しましょう。

女性からのプロポーズは慎重に考えてからすべき!

逆プロポーズは、お互いが結婚を意識しているのに男性がなかなか言い出せないという場合に有効です。しかし相手の気持ちがはっきりわからないときには注意が必要です。逆プロポーズをするなら男性の性格や気持ちも考慮して本当に自分からプロポーズをしても問題ないのかをよく考えたうえで行動に移しましょう。