「パートナーにプロポーズをしたい」と思っても、どのくらいの費用があれば良いのかわからず躊躇している方もいるのではないでしょうか。言葉だけのプロポーズであれば費用はかかりません。しかし、婚約指輪や花束などを購入する場合やプロポーズの演出によっては費用がかかります。

そこでこの記事では、婚約指輪の費用相場をはじめ、プロポーズ時に贈ると喜ばれるアイテムと相場、演出にかかる相場をご紹介します。プロポーズの予算を立てる際の参考にしてください。

先輩カップルのデータを参考に!婚約指輪の費用相場

プロポーズ時の贈りものと言えば、婚約指輪を思い浮かべる方は多いでしょう。では、婚約指輪はいくらかかるのでしょうか。

 

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」によると、婚約指輪の平均購入額は40.4万円。内訳を見ていくと、30〜40万円未満の婚約指輪を購入した方は27.8%、20〜30万円未満は20.2%、40〜50万円未満は12.1%という結果になっています。

 

もちろん、上述した金額の婚約指輪を購入する必要はありません。あくまで参考と捉え、無理なく購入できる範囲の婚約指輪を選ぶのがおすすめです。

プロポーズの際に一緒に贈ると喜ばれるアイテムと相場

プロポーズの予算はいくらがベスト?費用の目安をご紹介!_2

婚約指輪以外にも、プロポーズの際に贈ると喜ばれるアイテムとその価格をご紹介します。ただし、以下でご紹介する価格はあくまで目安です。必ずしもその金額になるとは限らないため、予算を立てる際の参考程度に留めておきましょう。

 

花束

プロポーズの際に婚約指輪と一緒に贈る定番のアイテムに花束があります。なかでも人気なのが「バラ」です。バラは本数によって花言葉が異なり、50本は「永遠」、100本は「100%の愛」、108本は「結婚してください」という意味が秘められています。本数によって価格も異なりますが、花束はそこまで高額ではないので5千円〜2万円程度で予算を組むと良いでしょう。

 

「長い間形に残るものが良い」という場合は、プリザーブドフラワーを贈るのもおすすめです。特別な加工を施しているため、生花のように枯れてしまうことはありません。ただし、加工されている分価格が高くなる傾向にあるため、2万円以上の費用がかかるものもあります。

腕時計

腕時計は実用性が高く、「一緒に時を刻む」という意味があることからプロポーズ時に贈ると喜ばれるアイテムのひとつです。

そんな腕時計の費用相場は、1万円〜50万円程度です。ブランドやデザインなどによって価格が異なるため、予算を立てる前にパートナーの好みのブランドを調べておくと良いでしょう。そしてそのブランドの腕時計がおおよそいくらするのかを確認しておくことにより、予算を立てやすくなります。

アクセサリー

ネックレスやピアス・イヤリングなどのアクセサリーの費用相場は、1万円〜30万円程度です。婚約指輪の代わりにアクセサリーを贈る場合は、ダイヤモンドを留めたデザインが選ばれる傾向にあります。そのため、婚約指輪の費用相場とあまり変わらない金額になることもあります。婚約指輪の代わりにアクセサリーを贈りたい方は、婚約指輪の費用相場を参考に予算を立てると良いかもしれません。

プロポーズの演出で予算の立て方は異なる

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プロポーズ時にかかる金額は演出によっても異なります。そこで以下では、演出とその際にかかる費用相場をご紹介します。

自宅でプロポーズをする

自宅でプロポーズをする場合、場所代はかかりません。飾り付けをするならその分費用がかかるので、飾りの購入費用を予算に組み込むと良いでしょう。大体1万円以内で収まることがほとんどなので、その金額を予算の目安にするのがおすすめです。

レストランでプロポーズをする

レストランでプロポーズをする場合は、食事代がいくらかかるのかをチェックしておきましょう。高級なレストランだと、予算は3万円〜5万円程度が目安です。

 

なお、レストランを選ぶ際は「窓から夜景が見えるか」「個室があるか」「プロポーズをサポートしてくれるサービスがあるか」などをチェックするのがおすすめです。これらの条件を満たしているレストランを利用すれば、落ち着いてプロポーズに臨めます。

ホテルでプロポーズをする

ホテルでプロポーズをする場合は、10万円程度が目安です。ただし、宿泊するホテルや部屋のグレードによって料金が異なるため、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

また、旅行先のホテルでプロポーズをする場合は、宿泊費用に加えて交通費もかかります。プロポーズ前に観光をするのであればその分の費用もかかるので、予算を多く見積もっておくことをおすすめします。

フラッシュモブでプロポーズをする

周囲の人が突如パフォーマンスを行うフラッシュモブ。音楽に合わせて踊り出し、その後プロポーズする流れはパートナーに驚きと感動を与えやすいため人気の演出です。

フラッシュモブを友人・知人に依頼する場合の費用は、数万円程度が目安です。贈るものや人数によって費用が変わるため、まずは贈るものの予算を決めると良いでしょう。

 

プロに依頼する場合は、会社やダンサーの人数によって費用が異なるため一概には言えませんが、20万円〜30万円程度が目安です。先に依頼したい会社を探して、費用をチェックしておきましょう。

ヘリコプターをチャーターしてプロポーズをする

ヘリコプターをチャーターする場合の費用は、10万円程度が目安です。ただし、フライト時間やコースなどによって費用は異なり、10万円以上かかることもあるため予算を立てる際は注意が必要です。

ディナークルージングを利用してプロポーズをする

ディナークルージングにかかる費用は、1万円〜10万円程度が目安です。ただし、個室だったり小型クルーザーを貸し切ったりする場合は、さらに費用がかかることがあります。どのようなシチュエーションでプロポーズしたいのかを考えてから、個室や貸し切りにするのかどうかを決めると良いでしょう。そうすれば、予算を立てやすくなるはずです。

プロポーズの予算を立てるときは結婚生活も考慮することが大事

結婚が決まると、結納・顔合わせ食事会や結婚式、新婚旅行などに費用がかかります。また、結婚指輪の購入が必要になりますし、これからふたりで一緒に住むカップルの場合は、引っ越しをしたり家具・家電製品を揃えたりしなければなりません。

プロポーズに貯金をほとんど使ってしまうと、例えば満足のいく結婚指輪を購入できなかったり、結婚式を挙げられなかったりする可能性があります。パートナーの理想を実現するためにも、結婚生活も考慮した上で予算を立てるようにしましょう。

パートナーに喜んでもらえるプロポーズを計画しよう

言葉だけのプロポーズであれば費用がかからないため、貯金がなくても問題ありません。しかし、婚約指輪を差し出されるプロポーズにパートナーが憧れている可能性があります。また、理想とするシチュエーションもあるかもしれません。プロポーズは人生のなかでも大切なイベントなので、パートナーに喜んでもらえるよう計画しましょう。