気になる!結婚事情

プロポーズや婚約指輪の意義、結婚指輪の選び方、結婚式までの準備など、結婚にまつわるいろいろについて解説します。

マリッジブルーにならないためのコツ

婚約指輪を見るたびに笑顔になる、幸せいっぱいな時期…といったイメージもある、プロポーズから結婚式までの期間。しかしこの時期に、思いがけずマリッジブルーになってしまう人もいます。マリッジブルーとは一体どんな症状を指すのか。予防法やかかってしまったときの対処のしかたなどをご紹介します。

■マリッジブルーの症状とは?
マリッジブルーとは、結婚を控えた人が突如として強い不安を感じるようになり、憂鬱な気分が続いてしまう症状のこと。結婚が決まってうれしくてたまらない時期のはずなのに、急に気分が落ち込んで自分ではどうしようもなくなることも。イライラして婚約者に八つ当たりしてしまう、相手と一緒にいたくなくなる、ひとりでいたくなる…といった症状を訴える人も多くいます。

ひどくなると、気分だけでなく体に不調が出てしまうこともあり、またこれが原因で婚約解消にまで至ってしまうケースも。もし自分や相手がマリッジブルーになった場合は、あまり軽視はしない方がいいでしょう。

■マリッジブルーになる時期・原因
マリッジブルーになりやすいのは、結婚式の準備中や同居を開始した時期、親への挨拶前後、入籍直前などが多いと言われています。特に女性に起こりやすいですが、男性でもかかることはあります。

<女性に多い原因>

・結婚式の準備をきっかけにした不安
女性がマリッジブルーになりやすい時期はいくつかありますが、もっとも聞かれるのが結婚式の準備中。ただでさえ金銭的なことや価値観の違い等々で衝突もしやすい時期。相談しなければならないことがたくさんあるのに、男性側が仕事ばかりで手伝ってくれない、自分ばかりが苦労している…といった状況が積み重なると、「この相手と一緒にやっていけるのだろうか」と不安になり、結婚自体を迷い始めてしまう人もいます。

・生活や環境が変わる不安
積極的に手伝う男性も増えてきたとはいえ、家事など家のことはどうしても女性側に負担がかかりがち。加えて、苗字が変わる、男性側の都合を優先して転職や引越をする…といった“変化”を経験するケースも少なくありません。

生活や環境の変化が大きい分、必然的に「仕事と家事の両立ができるのか」「新しい街(職場)でやっていけるのか」「義理の家族とうまく付き合っていけるのか」等と不安になりやすくなります。まじめな性格の女性ほど、「良妻として振る舞わなければ」というプレッシャーも感じやすく、マリッジブルーにかかってしまうことが多くあります。

<男性に多い原因>

・「一家の大黒柱になれるのか」という経済的な不安
男性がマリッジブルーになりやすい代表的な時期は、プロポーズ前や相手の両親への挨拶時。共働き家庭が増えているとはいえ、結婚を決意する際や、義理の両親への挨拶をする際は、その責任をずっしりと感じ、「この先、やっていけるだろうか」といった不安を感じやすいようです。

・一緒に暮らし、「自由を失うこと」への不安
男性にとっても、環境変化は不安の原因に。特に「自由を失うこと」に対する不安を感じる人は少なくないようです。自分の時間・空間を自由に使えていた独身時代と違い、結婚後は男性も少なからず生活が変わります。いざ一緒に暮らす直前になると、そういった変化にうまくやっていけるだろうか…と不安に感じるケースもあるようです。

・マリッジブルーの予防・対処法
マリッジブルーは突然にかかってしまうことも多く、何が直接的な理由になっているのか、本人でさえ明確に自覚できないことも少なくありません。そのため、なかなか事前に予防するのは難しいですが、結婚に関する準備はできるだけ協力しあったり、些細なことでもよく話し合ったりしていれば不安は和らぎやすいので、そうしたことは心に留めておくといいでしょう。

自分や相手がマリッジブルーになってしまったかもしれない、というときも、まずは早いうちに話し合ってみること。物理的な原因であれば解消できる可能性もありますし、変化や未知の日々に対する不安は、ただ気持ちを話すだけで気持ちがラクになることもあります。

しかしながら重度のマリッジブルーにかかった場合は、ひとりで過ごせる時間を増やしたり、家族や友人に相談したりして、相手と向き合うことを“お休み”してみるのも一案。結婚について考えることを一旦やめて、ちょっと旅行に出かけたり、地元で過ごして英気を養ったりして、気分転換をするのもおすすめです。

基本的には時間が解決するケースが多いので、相手がマリッジブルーにかかったときには「焦らずに待つこと」や「ひとりの時間を快く与えてあげる」ことが大事。責めるようなことはせず、まずは優しく受け入れてあげるのがベストです。

「雨降って地固まる」ということわざもありますが、マリッジブルーの時期を乗り越えられると絆が深まることも少なくありません。幸せな結婚生活に向けての一種の「心の準備期間」と捉え、深刻になりすぎず、しかし軽視はしすぎず、自分たちの状況や気持ちに合った最適な方法で乗り越えていきましょう。