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結婚指輪はなぜ身に着けるの? 結婚指輪のルーツ

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結婚指輪はなぜ身に着けるの? 結婚指輪のルーツ

結婚する際にはふたりで結婚指輪を交換するのが当たり前のようになっています。ですが、この慣習は一体いつ始まり、どんな意味があるのでしょうか? この記事では結婚指輪のルーツや意味についてご紹介します。

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【結婚のシンボルとして交換された結婚指輪】
婚約した時に男性が女性に指輪を贈ることは古代ローマに始まったとされますが、実は結婚指輪の起源については定かではありません。とはいえ、結婚の際に男女でお互いに指輪を交換する慣習は、13世紀のヨーロッパではすでに根付いていたようです。今も昔も契約社会であるヨーロッパでは、この結婚指輪がふたりの結婚を法的に証明する役割を果たしていました。当時から結婚式の中に指輪交換の儀式が含まれおり、この慣習は今も受け継がれているというわけです。

【結婚指輪を左手薬指に着ける理由】
結婚指輪は左手薬指に着けるのが決まりとされていますが、なぜかご存知ですか? これは、左手が右手よりも心臓に近く、さらに薬指が心臓につながっていると考えられたからです。心臓の中には感情の中心があり、それが愛に結び付くと考えられていたという背景もあるようです。また、一般的には右利きの人が多く、左手の薬指に着けていた方が日常生活の邪魔にならないという実用的な意味合いもあったとか。

【結婚指輪はずっと身に着けるもの?】
結婚指輪は結婚式で交換した時から、日常的にずっと身に着けるものととれていますよね。実はこれも中世からの慣習。結婚指輪は結婚のシンボルであり、ふたりの絆を表すものなので、一度着けたら外してはならないとされていたのです。中世ドイツでは女性が結婚指輪を外すと夫の愛が冷め、家庭不和になると信じられていたそう。また、結婚指輪が自然に壊れるのは、相手が浮気をした印だという言い伝えもあったとか! 結婚指輪を交換する際には、こうした秘められた物語に思いを馳せてみるのもいいかもしれません。

現代も仕事の関係で着けられない、金属アレルギーがあるなどといった理由以外では、日常的に身に着けているという人が多いよう。かつての日本では結婚指輪を着けることに抵抗がある男性が少なからずいましたが、最近の20〜30代の男性では結婚指輪を身に着けることが当たり前になってきています。

ただ、ずっと身に着けていると手の汗や汚れが付着し、それがほこりを引きつけて、指輪の輝きが鈍ってきます。時々は指輪を柔らかな布で拭いて、石の緩みやゆがみなどがないかどうかチェックすると、大切な指輪を長く愛用できるはずです。

参考文献/浜本隆志『指輪の文化史』白水ブックス

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