気になる!結婚事情

プロポーズや婚約指輪の意義、結婚指輪の選び方、結婚式までの準備など、結婚にまつわるいろいろについて解説します。

婚約指輪、結婚指輪のサイズの選び方とポイントを解説

一生モノの婚約指輪や結婚指輪。どのリングにするかが決まったら、最後はサイズ選びです。ですが、最適なサイズを選ぶのは意外と難しいもの。将来も見据えての「ベストなサイズ選び」をするには、どんな点に注意したらいいのか。指のサイズ計測法も含めて、ご紹介します。

2_600436280

■むくみやすいタイミングや季節は?
皆さんは、「靴は夕方に買うといい」という話を聞いたことがありますか? その理由は、1日を過ごした“むくみ”の影響から、夕方のほうが足のサイズが大きくなっているから。むくみがない時間帯に買うと窮屈になってしまう可能性があるためです。同様に、指にもむくみがあります。中には、1日で0.5〜1号も変動する方もいるので、自分の最適サイズを知るには、朝と夜の2回計ってみるのがおすすめです。

また季節によっても、むくみ度合いは違います。水分を摂りすぎる夏は、特にむくみが出やすい季節。冬場に買ったリングが、夏の結婚式で「きつくて入らない!」なんて事態が起こることも、なきにしもあらず。サイズ変動には個人差があるので、できるだけ自分の傾向を知っておけるとベストでしょう。

妊娠中はどうなる? 大きめを買うべき?
結婚指輪の場合、「将来は太りそうだから、大きめを買ったほうがいい」と考える方もいます。出産を予定している人の中には、妊娠中のむくみを気にする人も。妊娠中は平均10kg近く体重が増えますし、むくみも出るため、実際に「指輪が入らなくなってしまった」という経験をする女性も多くいるようです。

ただ、出産後は元の体型に戻ったり、育児疲れで以前より痩せたりするケースもあります。ゆるめの指輪を買っておいて、抜けたり落としたりしてしまうほうが大変ですよね。それであれば、「妊娠中、きつくなったときだけ指輪は外そう」と考えて、今ピッタリ合うサイズを選んだほうがベター。「本当にサイズが合わなくなったときに、お店に持っていてサイズ変更してもらおう」と考え、サイズ変更が難しくないタイプを選んでおくのがおすすめです。

■リングの幅によっても、ベストなサイズが違う!?
リングの幅によっても、ベストなサイズが異なる場合があるので注意が必要です。幅が広いリングは指に当たる部分が大きい分、圧迫感が出てきつく感じやすいです。抜けてしまわないようであれば、1サイズ上のものを選ぶのもおすすめです。

逆に、細く華奢なリングは接触面が少ない分、ゆるめに感じやすいです。しかし、感覚としてピッタリくるサイズを選ぶと、指に食い込んで見えてしまうことも。「フィット感」と「見た目」の両方でベストなサイズを見つけていきましょう。

■自分で測る場合、上手な測り方は?
自分のサイズを知りたい場合、まずは手持ちのリングの中で、一番ピッタリくるものの直径を計ってみるのがおすすめです。より正確に知りたい場合は、細い紙や針金等を指にぐるりと巻きつけ、目標を付けて指の円周を計る方法もあります。目安は以下のような数値になります。

[号数] [直径(mm)] [円周(mm)]
7号………15.0………47.1
8号………15.4………48.2
9号………15.7………49.2
10号………16.0………50.3
11号………16.4………51.3
12号………16.7………52.4
13号………17.0………53.4
14号………17.4………54.5
15号………17.7………55.5
16号………18.0………56.5
17号………18.4………57.6
18号………18.7………58.6

上述もしたように、むくみなどでサイズ変動もあるため、時間帯や日を分けて何度か計ってみましょう。

■婚約指輪と結婚指輪のリングサイズの選び方の違いとは?
■婚約指輪と結婚指輪のリングサイズの選び方の違いとは?
婚約指輪も結婚指輪も同じ指輪なので、サイズも同じ号数にしようと考えるのが一般的です。
しかし、大きなダイヤモンドを施した華やかなデザインの婚約指輪もあれば、日常使いしやすいシンプルなデザインの結婚指輪もあります。
両者の違いを考えてみると、指輪のデザインや着用スタイルによって、ほんの少しサイズを変えてみてもいいかもしれません。
そこでここでは、婚約指輪と結婚指輪のサイズの選び方の違いについてご紹介します。

・婚約指輪はタイトめがいい?
婚約指輪にはダイヤモンドを贅沢にあしらったデザインが多く、特に指輪の中心にボリュームのあるダイヤモンドが置かれているものが多いです。
ダイヤモンドの大きさが大きければ大きいほど重力がかかるため、指輪のサイズが大きいとダイヤモンドの重さで指輪が回りやすくなります。

指輪のサイズが大きいとダイヤモンドの位置が中心からずれてしまいやすく、せっかくのダイヤモンドが指に隠れてしまうこともあるでしょう。
特に大きなダイヤモンドが施されている婚約指輪の場合は、くるくると回ってしまわないためにも「ややタイトめでピッタリとした」サイズ選びを心がけてみるのもひとつの方法です。

・結婚指輪は少し余裕があるものがいい?
結婚指輪は選びでは、日々の生活の中で不快感なく着用できるかどうかを十分に考慮する必要があります。
1日の中でも時間帯によってむくみが出る方も珍しくないので、ピッタリよりはやや余裕のあるサイズ選びを心がけると違和感なく指輪を着けることができるでしょう。

ただし、サイズが大きめの指輪を着用することで、指輪の歪みを引き起こしてしまうリスクも高まります。
「仕事中に着けられない」など着け外しが多い場合は、その動作が苦にならないサイズを選ぶと良いでしょう。

■婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しはできる?
「婚約指輪をもらったけどサイズが合わない」「妊娠して結婚指輪のサイズが変わった」などという理由から、指輪のサイズ直しを希望する方も珍しくありません。
ここでは、指輪のサイズ直しに関わる情報についてご紹介します。

・お直しができない素材やデザインもある
指輪の素材やデザインによっては、お直しができないものもあります。
例えば、比較的柔らかいプラチナやゴールド素材の指輪はお直しにも柔軟に対応しやすいですが、チタンやパラジウムなどの素材は硬度が高いためサイズ直しが難しい場合もあります。

デザインでいえば、アーム全体にデザインが施されているものや、ダイヤモンドがぐるりと配置されている「フルエタニティ」などはお直しが困難になります。
簡単に切断や接合することができないデザイン性の高い指輪や複雑な構造のものも、お直しが難しいといわれているデザインのうちのひとつです。

・どの程度の範囲でお直しができるかについても、調べておこう
婚約指輪や結婚指輪を購入する時点でサイズ変更やお直しをする可能性があるのなら、前もって「どの程度のお直しができるのか」を調べておくことをおすすめします。

どの程度お直しができるかについては、指輪の素材とデザインでおおよその範囲を予測することができます。
お直しをする可能性が高いのであれば、お直しが困難といわれているフルエタニティではなく「ハーフエタニティ」にデザインを変更したり、硬度がそれほど高くはない「プラチナ」や「ゴールド」の素材から選んだりしておくといいでしょう。

■サイズ直しの方法は?縁起が悪い?
指輪のサイズを直す場合は、主に「指輪を切断して縮めたり広げたりする」という方法が用いられます。
そのため、人によっては「縁起が悪い」と感じる場合もあるようですが、実際にはどうなのでしょうか。

・カットして縮めたり広げたりするため、「縁起が悪い」といわれることもある
指輪のサイズを変える際、指輪のアーム部分をカットするという工程はほとんどの場合組み込まれます。
縁起を気にする日本では、「切る」という行為が2人の「縁を切る」ことにつながるとも考えられ、指輪のお直しは縁起が悪いといわれることもあるようです。

ただし、いくら縁起が悪いといってもサイズが合わない指輪を着用すると「きつくて鬱血してしまう」「気づいたら外れてなくなってしまった」などのトラブルが考えられます。

・「2人で未来を切り開く」という意味もある
「切る」という工程がある指輪のお直しは縁起が悪いといわれている反面、実は「2人で未来を切り開く」という明るいイメージの意味もあります。
結婚式などで定番イベントとして行われる「ケーキカット」も同じ意味を持ち、新郎新婦が力を合わせてウエディングケーキに入刀することで2人の明るい未来を象徴しています。
指輪をカットしてお直しするという行為もこれと同じ意味合いがあると考えられていますし、他の見方では「切っても切れない縁」を表しているともいわれています。

・無理のないサイズで着けるようにしよう
・無理のないサイズで着けるようにしよう
指輪のお直しには両極端の意味合いがあるため、人によって賛否両論あるところです。
「永く愛用していきたいからお直しをする」という方も意見も正しいですし、逆に「サイズが合わなくても切断はしたくない」と考えるのもまた正しいでしょう。

指輪の内側を削ることでサイズを広げる、もしくは指輪の内側にパーツを接着して内径を狭くする、などの技術を用いることができる指輪のデザインであれば、指輪を切断することなくお直しができる場合もあります。
どうしても指輪を切り離すことに抵抗がある方は、切断なしのお直しが可能か一度ショップに聞いてみるといいでしょう。
指輪のサイズ直しに関する詳しい内容は、以下の記事を参考にしてみてください。
「結婚指輪、婚約指輪のサイズ直し」

■プロの「リングサイズゲージ」で測ってもらおう
お店に足を運ぶと、プロに“リングサイズゲージ”で計ってもらうこともできます。サイズゲージのリングを抜く際に、関節に少しだけ引っかかって抜ける程度のサイズがジャストです。するっと抜けすぎる場合や、関節に痛いほど引っかかる場合は、前後のサイズを試しましょう。手を握ったり閉じたり、手のひらを台に置いてみたり、手の形を変えながらフィット感を確認してみてください。

一生大事に着けていきたいリング。ゆるすぎて無くしてしまったり、きつくて着けなくなってしまったりしないたいにも、サイズ選びは最重要ポイント。デザインや装飾の石の付き方やデザインによっても、合うサイズは異なってくるので、目測で買ってしまわず、必ず試着をして、サイズ変動等も考慮しながらベストなサイズを選んでいきましょう。