

着物のときに指輪を着けても良い?理由と注意点をご紹介
着物は、日本の伝統美を体現する装いです。そのため、格式や所作が求められる場面も多く、身に着けるアクセサリーには配慮しなければなりません。 そこで今回は、着物とアクセサリーの関係、着物のときに婚約指輪・結婚指輪を身に着ける場合の注意点をご紹介します。また、着物に合う婚約指輪・結婚指輪の特徴についてもまとめているので、ぜひご参考にしてください。
婚約指輪や結婚指輪で最も人気が高いのはプラチナ。最新の調査でも、約8〜9割の人がプラチナの指輪を選んでいます(「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」より)。しかし一方で近年、以前より選ぶ人が増えているのがゴールドリングです。その特徴や魅力について詳しくご紹介します。
■ゴールドリングの魅力・特徴は?
ゴールドの結婚指輪・婚約指輪はもともと海外では非常に人気が高く、英国王室でも代々ゴールドリングが贈られる風習があります。最近ではキャサリン妃のご成婚でも話題にあがりました。ゴールドリングの魅力はどんなところにあるのでしょうか?
・ファッション性が高い
ファッション性が高く、日常的にジュエリー感覚で着用しやすい。これはゴールドリングを選んだ方から最も多く挙がる意見です。カジュアルなファッションはもちろん、ドレッシーなファッションにも合いますし、普段使っているアクセサリーやジュエリーとも組み合わせやすいので、汎用性も高いです。
多くの人が着用していて、婚約・結婚指輪のイメージが強いプラチナよりも、ゴールドで“個性”を出したい!という理由で選ばれる方も。よほど華美なデザインのものでなければ、冠婚葬祭で着用することも全く問題はありません。
ゴールドの色合いは日本人のオークル系の肌色になじみがよく、主張しすぎないため、つけてみると想像以上に自然な印象に仕上がります。肌になじんで指を分断しないので、長く美しく見せられる効果も。ゴールドはカラーバリエーションも豊富ですし、シンプルでマットな質感のものを選べば、さらに落ち着いた雰囲気に。悪目立ちしないリングがいいという男性にもおすすめです。
・強度が高く、普段使いがしやすい
ゴールドのリングは通常、銅や銀など他の金属を混ぜて硬度を高めています。鍛造製法の指輪であれば硬度はさらに高くなり、日常使いする結婚指輪の素材としても最適です。
ゴールドのジュエリーは、純度によって、「K24(100%)」「K18(75%)」「K14(58%)」「K10(42%)」などの種類があります。純度が高いと金属アレルギーが発症しにくいメリットはありますが、その分、柔らかくなり変形しやすくなるのが難点。結婚指輪・婚約指輪として考えると、K18以下がおすすめです。K18の硬度はプラチナとほぼ同じで、非常に耐久性が高いです。
・年齢を重ねてからも使いやすい
年齢を重ねた手にもよく似合うのも、ゴールドの大きな魅力です。年配の方のジュエリーは、確かにゴールド素材のものがとても多いですよね。「K18」のゴールドなどは耐久性にも優れており、変色もしにくいので安心。何十年も使っていくと色味にも味わいが生まれ、アンティークな雰囲気も楽しめます。
・カラーバリエーションが豊富
肌色やファッション、好みに合うカラーを選べるのもゴールドリングの楽しさです。イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールド、そしてそれらとプラチナを組み合わせたコンビネーションリングなどから選ぶことが可能です。それぞれの魅力をかいつまんでご紹介します。
<イエローゴールド>
ゴールドと聞いて誰もが一番に思い浮かべるのがこの色。変色の心配が少なく、華やかさもありながら、カジュアルにも使えることで人気の色です。マットな質感にすればぐっと落ち着きも増しますし、丈夫なのでお手入れの頻度が少なくてよい点もおすすめです。純度によっても微妙に色合いが違うので、試着してからの購入がおすすめ。
<ピンクゴールド>
続いてはピンクゴールド。温かみと可愛らしさがあり、肌なじみもいいので女性人気の高い色です。「銅」の比率が高くなっているので硬くて丈夫ですが、そのために他のゴールドよりも変色しやすかったり、後からのサイズ直しが難しかったり…といった取扱い上の注意点もあります。こちらのページ(https://www.iprimo.jp/columns/cc_3/column89.html)でも詳しく紹介していますので、ピンクゴールドを検討されている方はぜひご覧ください。
<ホワイトゴールド>
続いてはプラチナにとても近い見た目をしているホワイトゴールド。プラチナより硬質なキラキラ感が楽しめ、プラチナよりも軽く値段が手頃なのも魅力です。表面をロジウムという貴金属でコーティングしているので、長年使用していると剥がれてくることもありその場合はお手入れが必要ではありますが、再度コーディングすれば元の輝きを取り戻せます。
それぞれの魅力や取り扱いの注意点などはこちらのページ(https://www.iprimo.jp/columns/cc_3/column126.html)でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
<コンビネーション>
「プラチナとゴールド、どちらも好きで選べない」「両方のいいとこどりをしたい」という人には「ゴールドとプラチナのコンビネーションリング」といった選択肢もあります。こちらのページ(https://www.iprimo.jp/columns/cc_3/column151.html)でも詳しく紹介していますが、コンビネーションリングはバイカラーでおしゃれ感があり、個性的で人と違うリングを着けたい人にもぴったりです。
■ゴールドリングのお手入れのポイント
ゴールドは基本的に安定した素材なので、自然に変色・変質することはほとんどないので安心です。ホワイトゴールドで再コーティングが必要な場合を除けば、特に専門的なお手入れは必要ないので、自宅メンテナンスで十分。普段は柔らかい布で拭いてあげるだけでもOKです。汚れが気になった際や輝きが少なくなったなと感じる際は、中性洗剤に軽く浸してから水洗いをしてあげるとよいでしょう。
以上、ゴールドリングの特徴や魅力についてご紹介しました。婚約・結婚指輪=プラチナというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、そのような決まりは全くありません。ゴールドもファッション性の高さや強度には大きな魅力があり、世界中で愛されている素材ですので、気になる方はぜひ検討してみてくださいね。
更新日時:2025.6.30
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