右手薬指に指輪をする理由とは?指輪を着ける位置によって異なる意味もご紹介
左手薬指に指輪を着けている場合は、「婚約中」「既婚者」というイメージを持つ方は多いでしょう。一方で、右手薬指に指輪を着けている場合は、どのような意味があるのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、右手薬指に指輪を着ける主な理由や右手薬指に込められた意味についてご紹介します。また、指輪を着ける指によって異なる意味もまとめているので、ぜひご参考にしてください。
婚約指輪や結婚指輪の製法は大きく分けて二つあります。長い期間着用していく指輪なので、強度や扱い方も気になるところ。製法による違いに理解を深めたいところですよね。「鋳造(ちゅうぞう)製法」と「鍛造(たんぞう)製法」、それぞれの特徴やメリット・注意点をご紹介します。
■鋳造リングのメリット
鋳造製法はワックスという樹脂を削って指輪の型を作り、そこに金やプラチナなどの溶かした金属を流し込み、冷やし固めて指輪を作り出す製造方法です。
<メリット>
・デザインの自由度が高い
金属を直接加工する必要がないので、複雑なデザインや繊細なデザインを形作ることができます。現在はコンピューターを使っての加工も主流になっています。
・コストを抑えて作れる
型を作っての製作のため、大量生産にも適しており、同じデザインでも、鍛造製法ものより手頃な価格で入手できることもあります。
<デメリット>
・金属にムラができることも
溶かした金属を型に流し込む際、気泡が混入したり、密度にムラができたりして、内部に穴ができてしまう場合がある
・柔らかめの仕上がりになる
鍛造製法に比べると柔らかい仕上がりになるので、耐久性が低くなることも。
■鍛造(たんぞう)リングの特徴とメリット
一方で、金やプラチナなどの金属に直接の圧力をかけ、伸ばしたり曲げたりして成形していくのが鍛造(たんぞう)製法です。これには主に、2つの製造方法があります。
(1)職人の手による鍛造製法
指輪の素材となる地金に熱を加えて柔らかくし、直接それを叩いたり、伸ばしたりして棒状に仕上げ、それを曲げて指輪に成形していく方法です。その職人さんならではの技術や経験値が生きる、伝統的な製法となります。
(2)機械による鍛造製法
こちらは地金をプレス機にかけて圧縮し、その塊を機械でリングの形に打ち抜いたり、切削機で削り出したりして成形していく製法です。職人の手によるものと違い、一度にたくさんのリングを生産することも可能です。
<メリット>
・強度が高くなる
圧力をかけて鍛えることにより、地金が引き締まり、鋳造製法に比べると、密度や強度が高い指輪になり、変形にも強い傾向があります。
・滑らかな仕上がりと輝き
鍛造製法で作ると地金の密度が高くなるため、全体的に重量感のある滑らかな仕上がりになります。表面の硬度も高くなるため、磨いたときの輝きも強くなります。
・味わいと温かみのあるリングに
特に手作りの場合、手作業ならではの味わい深い曲線や表面加工や、職人さんの想いのこもったリングを手にすることができます。
<デメリット>
・シンプルなデザインが多い
鍛造製法は直接、指輪の素材となる地金を曲げたり、削ったりして作るため、鋳造製法に比べると、繊細な曲線や複雑なデザインを作り出すのが難しい製法と言われています。
・納期が長くかかることも
職人による手作りの場合、一つひとつ手作りすることになるため、納品まで時間がかかる場合も少なくありません。余裕を持っての注文がおすすめです。
■まとめ
デザイン性の高さから、これまでは婚約指輪や結婚指輪では鋳造製法が主流でしたが、近年は技術の進化により、耐久性や滑らかさのある鍛造製法を採用するブランドも増えています。当サイトを運営するアイプリモでも、デザイン性の高い鍛造製法のリングを多数手がけていますので、気になる方はぜひ商品ページ(https://www.iprimo.jp/onlineshop/)でご覧ください。
とはいえ、それぞれの製法に良さがあり、どちらの製法が優れているというわけではありません。各製法で作ったパーツを組み合わせて1本のリングになっているものもありますし、同じデザインでも製法が異なっているリングもあります。耐久性や価格、デザイン等々も加味しつつ、自分たちのライフスタイルや好みに合った最適な製法のリングを選んでくださいね。
更新日時:2021.4.15
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