刻印入りの婚約指輪のすすめ!オリジナリティ×さらなる特別感を演出しよう
「一生に一度だからこそ、ふたりらしい特別な婚約指輪を贈りたい」という方は、婚約指輪に刻印を施してみてはいかがでしょうか? オリジナリティと特別感の両方を最大限に演出できるので、二度とないプロポーズに相応しい婚約指輪に仕上げることができます。そこで今回は、婚約指輪におすすめの刻印アイデア、フォントによる印象の違いなどをご紹介します。刻印入りの婚約指輪で彼女に驚きと感動を届けましょう!
プロポーズが無事に終わったら、「次は結婚式!」となりがちですが、その前に忘れてはならないのが結納のこと。近年は省略・簡略化するカップルも増えていますが、家や地域によっては、大事な儀式だと考えられていることもあります。婚約指輪だけを“もらいっぱなし”でぼんやりしていたら、相手の家からひんしゅくを買ってしまうことも!? 「結納返し」の文化と傾向についてご紹介します。
■「結納返し」の文化って? どうしたいかは両家に要確認!
大まかに言えば、男性から「よろしくお願いします」と贈られる結納品に対し、「こちらこそお願いします」と金品のお返しを贈るのが、結納返し。本来の儀式では、「袴料(品物で贈るのもOK)」や「酒肴料(現金5万円程度が主流)」、扇子や語呂のいい食べ物、そして受書や家族書などの書類などを揃えます。
現代でも、伝統的な儀式を実施している家もありますが、最近は婚約指輪を結納品(婚約記念品)として捉え、品物のみのやりとりで済ますケースも増えています。あるいは、結納は行うけれども、結納と結納返しを同日で済ませたり、新居への引越の際に簡単に結納返しをしたり、と簡略化して行うケースも。
どれが正解ということもありませんが、これからお付き合いをする相手の家族に、最初から「気遣い不足」「非常識」だと思われるのだけは避けたいですよね。地域によって文化も違いますし、「結納をどう考えているか」については、お互いの家に必ず一度は確認しておくのがベター。本人同士で結婚の意志や時期を確認しあったら、まず初めに両家に確認すること、と心得ておくとよさそうです。
■「お返し」をしていない人も多い
世間一般的に見て、婚約指輪の「お返し」をする人はどの程度いるのでしょうか。「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、婚約指輪をもらったことに対し「お返し」した人は約49%、お返ししない人は46%となっており、「お返し」をする人としない人の割合はほぼ半々であるようです。ここでは、お返しをしないという人の意見を具体的にご紹介します。
最も多いのが、「お返しするものだということを知らなかった」という意見です。そもそも婚約指輪はヨーロッパが発祥とされていますが、ヨーロッパでは婚約指輪への「お返し」は行われていないそうです。特に国際結婚で彼か彼女のどちらかが外国籍であれば、当然「お返し」はするものだという認識は薄いでしょう。
「お返し」の文化自体は日本独特のもので古くから根付いているため、特に年齢が上の人ほど儀礼的に「お返し」はするものだという意識が強いかもしれません。そうした文化的背景を知らず、「お返し」をするものだとは知らなかった、という人も多くいるようです。また、婚約指輪は基本的に男性から女性に贈るものとされています。男性が女性に婚約指輪を贈るのは当然、という考えから、特に「お返し」をする必要性を感じない女性も多くいます。
文化的背景を重んじる、という意味では、義母から婚約指輪を譲り受けた場合は「お返し」は必須といえます。彼の母親と仲良くしている花嫁の中には、婚約指輪を譲り受ける人もいるでしょう。義母の大切な思い出のつまった婚約指輪ですから、感謝の気持ちを伝える礼儀として「お返し」をすれば、結婚後も彼の家族と良好な人間関係を築くことができるかもしれません。
中には、「お返しはいらないといわれた」「二人の合意のうえでお返しをしていない」という人も多くいます。「お返し」は基本的に半返しといわれており、婚約指輪のおよそ半分の額のものをお返しするという風習があります。ですが婚約指輪の相場は「結婚指輪2本分の2倍」ほどの額になることが多く、半返しといっても簡単に出せる額ではないのではないでしょうか。
お返ししたい気持ちはあるけれど金銭的に厳しい、という場合は、きちんと相手と意思を確認したうえで、お返しをするかどうか決めると良いでしょう。
前述したように、婚約指輪は一般的に男性が女性に贈るものです。男性としても、「女性に贈って当然」と考えている人は多いでしょう。そのため、彼が女性からの「お返し」を必要としているのかどうか、事前に確認しておくことが大切です。自分が良かれと思って「お返し」したところで、「お金を使わせてしまった」「気を遣わせてしまった」と責任を感じる男性もいます。
もちろん双方で相談したうえで「お返し」をしないと決めても、「本当にお返しをしなくていいのか」と気に病む女性もいるかもしれません。ですが前述のデータのとおり、約半数の人が「お返し」をしていないという結果もあります。「お返し」はあくまで日本特有の文化でもあります。あまり深く考えすぎず、彼としっかり話し合って出した結論であれば気にしすぎなくてもよいでしょう。彼から「お返し」はいらない、といわれても気になるようであれば、金銭的な面以外の部分で感謝の気持ちを伝えましょう。
■気になる「お返し」の価格相場は?
さて、気になるのが価格相場。結納金は元来“嫁入りの支度金”として贈られるもので、現金で贈る場合、50〜200万円程度が相場とされています。ご祝儀などと同様、奇数の額か末広がりの“8”にちなんだ額にするのが一般的とされています。
対して、「結納返し」の相場はどのくらいなのでしょうか。関東ではもらった額の半分を返す「半返し」、関西や九州では「1割程度」が一般的とされており、地域によってかなり開きがあるのが実情。「こうすべき」というはっきりした決まりがあるわけではないのが、逆に難しいところですよね。結納品と結納返しを同じ日に行う場合、蓋を開けてみたら両家の金額に大きな開きがあった……なんてことも起こり得ます。
事前に結納金の額を確認できればベストですが、なかなかお金の話はしにくいもの。「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、昨今の結納金の平均額は約91万円、結納返しの平均は現金では約48万円、返礼品の場合28万円となっています。この結果からも、結納返しは現金の場合「結納金の半分ほど」が一般的だということがわかります。返礼品となると少し下がりますが、決して小さいお金ではありません。ですから、男性が本当に必要と思っているかどうか確認しておくことも重要ですし、無理のない範囲で金額を決めるようにしましょう。金額よりも「お礼をしたい」という気持ちが大事です。
「簡単でいいので、結納・結納返しの儀式を行いたい」という場合、金品以外の必要なものを一式揃えたセット品も販売されていますので、そうしたものを活用するのもおすすめです。
■「婚約指輪」のお返しに何を送る? 最近の人気商品は
さて、近年とても増えているのが、「婚約指輪」と「お返しの品物」のみを贈りあう形です。両家に特にこだわりがなく、「二人の好きなように」ということになれば、お互いの収入や今後のプランなども加味しつつ、何かしら記念に残るものを贈り合うのがベストかもしれません。
現金や金券を贈る場合もありますが、品物で結納返しを行う場合、一番人気は「腕時計」。指輪と同じく、毎日身につけるものとして人気が高いようです。また、結納返しの品はもともと“袴料”という名前だったこともあり、ちょっと良質・高級な「スーツ一式」、またはその仕立て券を贈るのも定番です。
「ビジネスバッグ」「カフスボタン」なども人気があり、時計やスーツはすでに持っていて不要、なんて場合は、そうしたファッション小物も検討してみるとよさそうです。そのほか、男性側の趣味グッズを贈ることもあれば、新生活に必要な家具をチョイスする人も。あくまで記念品なので、電化製品などの実用品や日々の消耗品よりは、長く身の回りで使っていけるものを選ぶのがおすすめです。
お返しは絶対ではありませんが、カップルとしては“最後の贈り物”となり、その思い出が後の夫婦生活を支えてくれることもあります。結納や結納返しの儀式についても、「やってみると意外と良かった」「家族になることの重みを感じられて満足」といった声が少なくないのも事実。どうするかは人それぞれですが、一生に一度の機会なので、自分たちらしい結納や結納返しの形を考えてみるといいかもしれません。
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>>婚約指輪のお返しに結婚指輪はあり?相手の好みの物を贈ろう
更新日時:2021.4.15
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