気になる!結婚事情

プロポーズや婚約指輪の意義、結婚指輪の選び方、結婚式までの準備など、結婚にまつわるいろいろについて解説します。

結婚指輪(マリッジリング)とペアリングの違いは?結婚指輪と婚約指輪の違い

結婚前でも、おしゃれのための指輪(ファッションリング)を幾つか持っている女性は少なくないことと思います。「実際のところ、結婚指輪と何が違うの?」「恋人と長く使ってきたお気に入りの指輪だったら、このまま結婚指輪として使ってもいいの?」などと疑問に思われる方もいるかもしれません。今回は、ファッションリングとマリッジリングのデザインや意味の違いを詳しくご紹介します。また、婚約指輪と結婚指輪の違いについてもご紹介します。「婚約指輪と結婚指輪、兼用してもいいの?」と疑問に思っている方は参考にしてみてください。

4_557138548

■ファッションリングとマリッジリングの違いは?兼用できる?
■ファッションリングとマリッジリングの違いは?兼用できる?
二人の記念日などにペアで購入されることが多いファッションリングは、比較的手の届きやすい価格帯で売られています。
ファッションリングで使用されている素材は、マリッジリングでは使用されることが少ない「シルバー」や「真鍮素材」のものも多くあるため、マリッジリングよりもリーズナブルな価格で購入することができます。ですが「気軽に購入することができる」というメリットがある反面、素材の耐久性はマリッジリングよりも低くなることが多いでしょう。

マリッジリングには日常使いできるような高い耐久性を備えたものも多いですが、ファッションリングは「華やかなデザインや印象的な見た目」がより重視して作られているため、長く着用していくと変色や変形が発生してしまうこともあります。

そのため、ファッションリングに使用されている素材が変形や変色を起こしやすいものであれば、耐久性の面で心配が出てくるでしょう。ファッションリングをマリッジリングとして兼用できなくはないですが、長く着用することを考えると慎重に考える必要があります。
マリッジリングとは「結婚指輪」のことを指し、夫婦の証として男女ともに身に着ける指輪のことです。結婚式で行われることが多い「指輪交換」の儀式は、新郎新婦がお互いのマリッジリングを着け合うという印象的なシーンとしても有名ではないでしょうか。

「永遠の愛の象徴」として取り扱われることも少なくないマリッジリングは、長く着用できるように素材にもこだわって作られています。一生着けることを前提に作られていることから、指輪の素材には変形や変色に強い「プラチナ」や「ゴールド」が盛んに用いられているため、ファッションリングよりも高価なものが多いです。

デザインにおいても、マリッジリングは長く着用することを想定して作られているものが多いです。ファッションリングにはアームの形状が複雑だったり繊細だったりするデザインが多くみられますが、マリッジリングはどのようなシーンにおいても着用しやすいように「ストレートや、緩やかなカーブのシンプルなデザイン」が多くみられます。

■毎日使っても大丈夫な仕様になっているのがマリッジリング
まず、マリッジリングとファッションリングの最も大きな違いは、「質」や「機能性」にあります。マリッジリングは毎日常用することを前提とした指輪。そのため、耐久性や変色にも強い価値の高い金属(プラチナ、18金・24金ゴールド、パラジウム、チタン等)が使われているのが一般的です。

水や衝撃に強いだけでなく、デザイン面でも、日常生活の邪魔にならないような細かな工夫がされています。ダイヤモンドなどの宝石が多数装飾されているようなデザインでも、マリッジリングとしての機能性はしっかり考えられているため、毎日着用していても安心です。

一方、ファッションリングは基本的に“おしゃれ”が目的のアクセサリーとなります。質や機能性よりもデザインを重視して作られているので、シルバーや純度が低めの金属で作られていることが多くなります。その分、安価に入手できるメリットはありますが、変色や変形が起こりやすい、という点は理解しておくといいでしょう。ニッケルやコバルトなどの金属の場合、人によっては、毎日常用していると金属アレルギーを引き起こしてしまうケースもあるようです。

デザイン面でも、マリッジリングはどんな服のテイストにも合わせられるよう、基本的にシンプルなものが多く、公的な場や冠婚葬祭にも着用できるような“品”を備えているのが特徴です。一方、ファッションリングはそれぞれに主張があり、色々と付け替えて楽しめるようなデザインが多くなります。

■想いを込めたペアリングや刻印もできる!
また、指輪に込められた“意味合い”も異なります。マリッジリングは二人の永遠の愛の象徴。詳しい歴史や由来は別記事(「歴史の重みを感じる? エンゲージリング(婚約指輪)の由来は」)でもご紹介していますが、“途切れることのない愛”の象徴として贈られるリングとなります。

そのため、特別な想いを込めるためのカスタマイズ希望に自由自在に応えてくれるお店やブランドも多くなります。例えば、男女の指輪2つをセットにすることで1つのデザインやモチーフが表れるものや、オーダーメイドデザインのリング、名前・記念日・メッセージなどの刻印を入れたリング等々、さまざまな工夫ができます。近年は、自分や誕生石を相手の指輪につけたり、デザインそのものを何年後かに変えたりして楽しめる、そんなサービスも登場しています。

■ファッションリングは重ねづけや買い替えで楽しむのもひとつ
総合的に見ると、やはり結婚指輪としてはマリッジリングとして作られた指輪のほうが使い勝手がよく、特別な想いも込めやすい魅力がありますが、とはいえ、「ファッションリングをマリッジリングとして使ってはいけない」といった決まりがあるわけではありません。「自分が気に入ったファッションリングを結婚指輪にしたい」という方は、単品で購入し、マリッジリングとして使うことも可能です。

ただ先にも書いたように、ファッションリングは耐久性に欠けるものが多いため、お出かけのとき以外は着用しないようにしたほうが、劣化や破損は防げるでしょう。あるいは、好きなリングを周期的に買い変えるのも一案。「結婚指輪は一つのみ」という決まりもないので、最初から何本か持っておいて、その日の気分で楽しむ、といった方法もあります。

マリッジリングとファッションリングを“重ねづけ”して楽しむのもおすすめです。マリッジリングのデザイン・色味・形とフィットするファッションリングを持っておき、お出かけやパーティなどの際に重ねづけをすれば、華やかな場でも物足りなさを感じることはないでしょう。

なお、重ねづけ用のファッションリングを選ぶ場合、宝石がついていてキラキラ感のあるリングや、細身で華奢なリングがおすすめです。シンプルなマリッジリングを、より美しく引き立ててくれるでしょう。

重ねづけの方法も、ひと通りではありません。2本重ねて薬指に着けるのもいいですし、ピンキーリングなどにして指を分けて着けたり、右手・左手に分けて着けたり、といった楽しみ方もできます。両者の魅力や特徴を生かせば、手をより素敵に彩ることができそうですね。「マリッジリングはシンプルすぎる」と感じる方は、ファッションリングと一緒に活用する方法も考えてみてはいかがでしょうか。

■婚約指輪と結婚指輪の違い
■婚約指輪と結婚指輪の違い
婚約指輪は、基本的に「男性から女性へ」贈る指輪です。プロポーズの際に「婚約の証」として贈ることが多く、婚約指輪には華やかなダイヤモンドが装飾されているものがほとんどです。ダイヤモンドが使用されている分、結婚指輪よりも価格が高くなりやすいといえるでしょう。

プロポーズや婚約成立時に男性から女性へ贈られる婚約指輪ですが、必ずしも婚約指輪を贈らなくてはいけないという決まりはありません。最近では、婚約指輪の代わりに時計やブレスレットなどのアクセサリーを購入するケースや、婚約指輪の費用を新婚旅行の代金に回すというカップルも珍しくありません。

結婚指輪は、女性だけが身に着ける婚約指輪とは異なり「男女ともに日常的に身に着ける指輪」です。家事や炊事のときに指輪をぶつけてしまうことを考慮して、衝撃にも耐えられるような丈夫な作りであることが多いです。

また、職場や弔事などさまざまなシーンに適応するように、比較的シンプルなデザインで作られていることがほとんどです。さまざまなシチュエーションで着用することを考えるのであれば、できるだけアームの幅が細く、ダイヤモンドなどのついていないシンプルな結婚指輪を選ぶといいでしょう。

■婚約指輪と結婚指輪は兼用できる?
婚約指輪は結婚指輪よりも高価になる傾向があるため、予算との兼ね合いや職場の状況から婚約指輪を購入しない方も少なくありません。

婚約指輪を購入しない場合は「ダイヤモンドが施されている華やかな結婚指輪を購入する」というのもひとつの方法ですが、「どんなシーンでも着用できるものがいい」と考えるなら、シンプルなデザインの指輪を選ぶといいでしょう。そうすることで、毎日気兼ねなく着けることができます。

婚約指輪と結婚指輪を兼用することはできますが、指輪のデザインによっては、職場やお悔やみの場面などで外さなければならないケースもあります。婚約指輪はダイヤモンドをあしらったデザインが多く、「見た目の華やかさ」を重視して作られているため、困る場面も出てくるかもしれません。しかし、シンプルで上品なデザインを選ぶなど、想定されるシーンを念頭に選べば末永く楽しめる指輪となるはずです。

結婚指輪は、日常的に着用することを前提として作られているため、耐久性に優れていて家事や仕事中でもストレスの少ない着け心地であることがほとんどです。

このように婚約指輪と結婚指輪では作る際のコンセプトが異なるため、婚約指輪と結婚指輪を兼用したいと考えている方は、どのようなデザインを選ぶのか慎重に考えることが大切です。
「婚約指輪も結婚指輪も両方買っておけばよかった」と後悔しないように、職場環境や身に着けるシーンをしっかりと想定した指輪選びを心がけてください。