

着物のときに指輪を着けても良い?理由と注意点をご紹介
着物は、日本の伝統美を体現する装いです。そのため、格式や所作が求められる場面も多く、身に着けるアクセサリーには配慮しなければなりません。 そこで今回は、着物とアクセサリーの関係、着物のときに婚約指輪・結婚指輪を身に着ける場合の注意点をご紹介します。また、着物に合う婚約指輪・結婚指輪の特徴についてもまとめているので、ぜひご参考にしてください。
婚約指輪や結婚指輪選びにおいて耳にする「エタニティリング」ですが、具体的にどのような指輪のことを指すかご存じでしょうか。
実は、エタニティリングの起源は15世紀にまでさかのぼります。今でもその美しいデザインは多くの女性に好まれており、とても人気がある指輪のひとつです。
今回は、エタニティリングの起源やデザインの種類をご紹介します。指輪選びの際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
エタニティリングの「エタニティ(eternity)」には、「永遠」という意味があります。指輪全体に同じカット、同じサイズのダイヤモンドがぐるりと隙間なく埋め込まれているデザインです。終わりのないことや永遠に続くことをイメージしているデザインですので、「永遠に続く愛の象徴」とも言われます。さまざまなデザインや種類があるため、婚約指輪、結婚指輪としてはもちろん、普段使いの指輪としても人気が高まってきています。
エタニティリングは、15世紀に魔除けとして用いられていたダイヤモンドが落ちないように並べてつけられたのが始まりだったと言われています。指輪の周囲にぐるりと隙間なくダイヤモンドが続いている様子が「途切れることのない永遠の愛の象徴」とされ、1700年代中ごろから人気が高まりました。このころは、ダイヤモンドが指輪から落ちないようにするために重ねて着ける「キーパー・リング」として着けられており、元々エタニティリングは「指輪を支える」という役割を果たしていました。
その後ドイツなどで結婚指輪を贈り合う際に「もっとも華やかな指輪」として扱われるようになり、徐々にさまざまな文化圏において結婚記念日や誕生日などの大事な日に贈る指輪として広まりました。日本でもその華やかさから、婚約指輪や結婚指輪として愛されています。
エタニティリングは指輪の周囲にダイヤモンドが埋め込まれていることから、どの角度からみても美しい輝きを放ち、華やかな印象を与えます。デザインや留め具の種類もさまざまで、シンプルなものやボリュームのあるものなどの中から、好みに合わせて選ぶことができます。普段のファッションに合わせつつ、日々のコーディネートを引き立ててくれるようなデザインを選びましょう。
エタニティリングを選ぶ際は、自分がどのようなときに指輪を着けたいかなどの利用シーンを考えることが大切です。重ね着けをしたい方は地金部分の素材や色をあわせると、より一層魅力が引き立つでしょう。職業やライフスタイルに合わせてどの程度華やかにするかを考えると、デザインを選びやすくなります。さまざまなデザインや種類の中から、気に入るデザインを探してみましょう。
フルエタニティリングは、ぐるりと一周ダイヤモンドをはめ込んだデザインの指輪です。きらきらと光輝くデザインは、日常のファッションを華やかに魅せることもできますし、ワンランク上の華やかなコーディネートにもぴったりです。
ハーフエタニティリングはダイヤモンドが指輪の半周に施されており、フルエタニティリングに比べてシンプルな輝きを放つ指輪です。どのようなファッションにも合わせやすいのが特徴的です。またサイズ直しをしやすいという点から、ハーフエタニティリングを選ぶ女性も多くいます。
エタニティリングの留め具の種類には、ティアラ、シュアリー、ディアー、スウィートという4種類があります。留め具のデザインが変わるだけでも指輪の表情が変わって見えます。ここでは、それぞれのデザインについてご紹介します。
最初にご紹介するのは、ティアラタイプです。ティアラタイプは、2爪のタイプでダイヤモンドを両サイドから留める形となっています。強度的にはやや低めの作りになっていますが、繊細さとゴージャスさを表現している留め金で華やかさがあります。爪が少ないため、ダイヤモンドの存在をより一層引き立たたせることがます。
2つ目は、シュアリータイプです。シュアリータイプは、4爪留めとなっています。4つの爪がダイヤモンドを支えているため安定感があり、ティアラタイプより留め金の強度が高く仕上がります。
3つ目は、ディアータイプです。ディアータイプは爪自体がなく、両サイドのレールでダイヤモンドを留めています。爪留めのように1箇所ずつ固定するのではなくレールのように繋がっており、ダイヤモンドが守られた状態になるため、強度が高く傷から守ることができます。凹凸も少ないため、指先をすっきりとみせてくれることも特徴です。
4つ目は、スウィートタイプです。華奢なつくりで女性らしい印象を与えるだけでなく、「鍛造」と呼ばれる金属を叩いて一点一点成形する製法を使っているため、強度があります。控えめな美しさのある指輪を探している方にはぴったりのデザインです。
この4つの留め具の中から自分の好みにあったものを選び、指輪の大まかなデザインと上手く組み合わせてみましょう。お店で実際に見てみるとより一層、留め具のデザインで指輪の表情が変わって見えます。実際に手に取ってみて、どのデザインにするかをよく考えると良いでしょう。
今回は、エタニティリングの起源やデザインについてご紹介しました。婚約指輪にも結婚指輪にも選ばれるエタニティリングは、その美しい輝きで人生を彩ります。貴重な指輪ですから、慎重にお気に入りのひとつを見つけたいですよね。自分自身のファッションやライフスタイル、好みに合わせて、長く着け続けられる指輪選びをしましょう。
I-PRIMOではエタニティリングをはじめとする、さまざまなデザイン・素材の指輪を取り扱っており、業界トップクラスの接客サービスを提供しています。また1mm以下のダイヤモンドにもこだわる姿勢を持ち、それぞれのお客様に合った指輪選びのお手伝いをしております。婚約指輪・結婚指輪選びに迷っている方は、ぜひご相談くださいませ。
更新日時:2021.4.13
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