婚約指輪を着けないのはもったいない!着けない理由・着用がおすすめなシーンをご紹介
結婚を約束した証として贈られる婚約指輪は、結婚指輪に比べて着用する機会が少なく「もったいない」と思う方もいるのではないでしょうか。婚約指輪は結婚後大切にしまっておくという方もいますが、最近ではせっかくの婚約指輪を日常的に身に着けたいと考え、気軽に着ける方も増えています。
今回は、婚約指輪の意味や貰った人の割合、婚約指輪を着けない理由、婚約指輪の着用がおすすめのシーン・外したほうが良いシーンをご紹介します。ぜひご参考にしてください。
婚約指輪の意味・貰った人の割合

そもそも婚約指輪にはどのような意味があり、どれくらいの人が贈っているのでしょうか。
以下では、婚約指輪の意味や貰った人の割合をご紹介します。
婚約指輪の意味
婚約指輪は、ふたりの結婚の約束を形にした大切な証です。婚約の段階ではふたりの関係が社会的に認められているわけではなく、いわば口約束に近い状態です。そうした中で、約束の証として婚約指輪を贈る習慣は、古代から続いてきました。
婚約指輪の起源は、古代ローマ時代にまでさかのぼると言われています。当時は、婚約の証として、鉄の輪を指にはめる習慣があったそうです。やがて素材は鉄から金へと変わり、宝石もルビーやサファイヤからダイヤモンドへと移り変わっていきました。時代と共に、より価値の高いものが婚約指輪にふさわしいと考えられるようになったのです。
高価な指輪を贈ることで、パートナーへの強い意思を示すことができます。受け取る側にとっても、形に残る約束は相手の誠意を感じ取る大きな手掛かりになります。さらに、婚約指輪を身に着けることで婚約中であることを周囲に伝える役割もあり、結婚への実感を深めるきっかけにもなるでしょう。
婚約指輪を貰った人の割合
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」によると、婚約記念品があったと回答した方の割合は71.8%で、このうち84.2%が婚約指輪を贈っています(全国(推計値))。つまり、婚約指輪を貰った人の割合は全体の約6割であることが分かります。
約4割のカップルは婚約指輪を購入していないことになりますが、その結果だけで「婚約指輪はいらない」とは言い切れません。同調査において、婚約記念品がなかった人の理由として最も多かったのは「お金がもったいないから」で38.8%、次いで「普段身に着けるものではないから」が23.3%でした。普段使いしない婚約指輪は優先順位が低く、金銭面を考慮して購入に至らなかった可能性も考えられます。中には「本当は貰いたかった」と後悔している方もいるかもしれません。
婚約指輪は結婚の約束の証であり、ふたりの大切な記念品です。婚約指輪を贈るかどうかはふたりが後悔のないように決めることをおすすめします。
婚約指輪を着けない人もいる!その主な理由とは
結婚後、以下のような理由で婚約指輪を着けないという方もいます。
普段使いに向いていないデザインのため
婚約指輪はダイヤモンドがあしらわれた華やかなデザインが多く、普段使いには不向きと感じて着けない方も少なくありません。高級感がある婚約指輪は、「普段のファッションに合わない」「ダイヤモンドが目立って浮いてしまう」と感じることもあるようです。
職場で身に着けられないため
職種によっては、婚約指輪を着けられないこともあります。結婚指輪の着用は例外的に認められていることもありますが、ダイヤモンドが目立つ婚約指輪の着用は難しいこともあるでしょう。職場で身に着けられないとなると、婚約指輪を家に置いたままにすることが多くなり、次第にほかの場面でも着ける機会が減ってしまう方もいるようです。
傷や紛失が心配のため
家事や仕事中に傷がつかないかと気になってしまい、婚約指輪を気軽に着けられないという方も少なくありません。婚約指輪を外していれば傷がつくのを防ぐことはできますが、頻繁な着脱は紛失の可能性が高まります。傷や紛失が心配で、婚約指輪を着けない方もいるようです。
金属アレルギーになったため
体質が変化して金属アレルギーになり、婚約指輪が炎症を引き起こす原因となってしまうこともあります。婚約指輪に用いられている主な素材は、プラチナとゴールドです。プラチナとゴールドはアレルギーを起こしにくいとされていますが、強度を高めるために混ぜているほかの金属が原因でアレルギー反応を起こしてしまうこともあります。
婚約指輪を着けない方の中には、金属アレルギーが理由となっている場合もあるのです。
婚約指輪を着けないのはもったいない!着用がおすすめのシーン

婚約指輪は以下のようなシーンで着用するのがおすすめです。
日常生活
婚約指輪を着けて良いのは、婚約中だけに限りません。とくにルールが決まっているわけではないため、結婚後も問題なく着けることができます。体質や仕事で着けられないといった事情がなければ、日常的に身に着けて手元のおしゃれを楽しむのがおすすめです。
これから婚約指輪を選ぶ場合は、普段使いのしやすさも考慮してデザインを選ぶと着用の機会を増やすことができます。高さが抑えられたデザインならダイヤモンドの引っ掛かりが少なく、家事や日常的な動作の邪魔になりにくいと言えます。
お出掛けのとき
ふたりでデートやお出掛けをするときにも、婚約指輪は積極的に身に着けるのがおすすめです。華やかな婚約指輪に合わせて、いつもより少しおしゃれを意識すれば、デートもより特別なひとときになります。手元の婚約指輪を見ると、恋人時代やプロポーズを思い出してパートナーへの思いを再確認するきっかけにもなるでしょう。
また、ふたりで出掛ける際に婚約指輪を着けることで、パートナーも「気に入ってくれているんだな」と感じて嬉しく思ってくれるかもしれません。
実家に帰省するとき
お互いの実家に帰省するときも、婚約指輪を着ける絶好の機会です。結婚指輪だけでなく、婚約指輪も着けることでご両親に仲の良さをアピールできます。ただし、実家で家事などのお手伝いをするときは邪魔にならないよう外しておいたほうが良い場合もあるため、婚約指輪を着けるタイミングはTPOに合わせて考えると良いでしょう。
フォーマルシーン
ダイヤモンドが華やかな婚約指輪は、結婚式やパーティーなど、フォーマルな場面にぴったりです。ドレスアップした装いなら、上品な婚約指輪も自然に馴染み、派手すぎるかもと心配せずに身に着けることができます。
婚約指輪がシンプルな場合は、結婚指輪と重ね着けするのも一案です。
婚約指輪を外したほうが良いシーン
婚約指輪を着けないのはもったいないため、できるだけ日常的に身に着けるのがおすすめですが、外したほうが良い場面もあります。
弔事や法事のとき
葬儀や通夜、告別式などの弔事や法事の場では、パール以外のアクセサリーは控えるのがマナーです。結婚指輪はシンプルなものであれば着けても問題ないとされていますが、婚約指輪はシンプルなデザインでも外すのが望ましいでしょう。
海・プール・温泉に行くとき
海やプール、温泉に行くときは、婚約指輪を外しておくのが無難です。婚約指輪の素材によっては、着けっぱなしで温泉やプールに入ると変色を招く恐れがあります。さらに、脱衣所では紛失や盗難の可能性も考えられるため、心配な方は出かける前に外しておくと安心です。
キャンプのとき
アウトドアでキャンプをする際は、婚約指輪の管理が難しく、紛失や盗難の可能性が高まります。また、道具を使う際に大切な指輪を傷つけてしまうこともあるため、キャンプの際は婚約指輪を持って行かないようにすると良いでしょう。
まとめ
婚約指輪は、結婚後に着用する機会が少なく、もったいないと感じるかもしれません。しかし、婚約指輪は弔事・法事やレジャーなど外したほうが良いシーンを除いて普段から気軽に身に着けることができます。ふたりにとってかけがえのない宝物だからこそ、婚約指輪の着用機会を増やして手元のおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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